伊藤若冲ってどんな人なのでしょうか。それは・・・斬新な作品を生み出した天才絵師です。
緻密なモザイクのような画は一体どのようにして描かれたのでしょうか・・・そんな伊藤若冲の世界を堪能できるぬりえがあるのです。こどもだけではもったいない!大人も、ぬりえがはじめての人も楽しんでください。
伊藤若冲の『鳥獣花木図屏風』が”ぬりえ”で登場
大人も子供も楽しめる ”ぬり絵” です。
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8万6千個ものマス目に色を塗った作品が、『鳥獣花木図屏風』です。それが ”ぬり絵” になっています。
この絵に描かれた、個性あふれる動物たちのぬりえがなんと32ページの記載されています。
・マス目の大きさを、若冲が描いた原寸大のものもあります。
・たくさんのバリエーションのマス目があります。
マス目の塗り方次第であなただけの『鳥獣花木図屏風』が出来上がります。
あなたは若冲のようにマス目を意識してぬってみますか?それとも、マス目なんてかまわずに塗ってしまいますか?
はじめに『鳥獣花木図屏風』のポスター&ぬりえ付いています。
全文英訳付きですよ。
江戸時代中期の天才絵師は、
ユニークな技法「枡目画き」を編み出しました。
・カラフルな色彩で光の効果も狙った作品を照明の無い時代に作り上げました。
東京都美術館で特別展「生誕300年記念 若冲展」
会期:2016年4月22日(金)~5月24日(火)
会場:企画棟 企画展示室
休室日:4月25日(月)、5月9日(月)
開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室:毎週金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
↓お出掛けの際にはここをチェックしてください。
特設WEBサイト
http://jakuchu2016.jp/
かなりの人出が予想されます。待ち時間などが判ります。
伊藤若冲(1716-1800)の生誕300年を記念して、初期から晩年までの代表作を紹介します。
若冲が京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅(宮内庁三の丸尚蔵館)
が東京で一堂に会すのは初めてです。
近年、多くの人々に愛され、日本美術の中でもきら星のごとく輝きを増す若冲の生涯と画業に迫ります。
中学生以下は無料ですし、5月18日(水)はシルバーデーにより65歳以上の方は無料。になっています。
それに、身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料で観ることができます。
※いずれも証明できるものが必要なのでご持参くださいね。
東京都美術館
〒110-0007
東京都台東区上野公園8-36
TEL : 03-3823-6921
若冲の人気
生前の若冲は、『平安人物志』の上位に掲載されるほどの人気と知名度を持っていたが、
明治以降一般には忘れられがちな時期もありました。
ですが、
・大正15年(昭和元年)の1926年になると、秋山光夫による研究が本格的に始められます。
・昭和45年(1970年)では、辻惟雄の『奇想の系譜』が出版されます。
・ 1990年代後半以降その超絶した技巧や奇抜な構成などが再評価されるようになりました。
・アメリカ人収集家ジョー・プライスが好んで収集しています。
若冲とは「大いに充実しているものは、空っぽのようにみえる」という意味を持っています。
今、注目度ナンバーワンの若冲・・・塗ったり、観たりして、若冲の世界観を味わってみてはいかがでしょうか。
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