まんがでわかるシリーズって取っ掛かりやすいシリーズです。難しいと思われる論語を軽やかに解説をしています。
論語を学ぶにあたり、この本を読むとハードルが下がって楽しく勉強ができそうです。
”まんがでわかる”の人気シリーズに『論語』が登場
”まんがでわかる”のシリーズは人気で20万部突破をしているベストセラーなんです。
共感を持ちながら、論語が学べる成長のストーリーです。
秘密を握られ、無理やり音楽部に入部させられた主人公の草平は四重奏のピアノを担当し、音楽コンクールに出ることになってしまいます。
ピアノを捨てたかつての天才少年に先生は論語の言葉をぶつけます。
如何、如何、と日わざる者は、吾れいかんともすること末きのみ
孔子のボヤキですって。
子日わく、如何、如何、と日わざる者は、吾れ如何ともすること末きのみ。(衛霊公第十五-一六)
しのたまわく、いかん、いかんといわざるものは、われいかんともすることなきのみ。
「いかん」を三度も繰り返して孔子がぼやいているんです。
~~孔子の深いため息が・・・想像ができそうです。
まんがでわかる論語 [ 齋藤孝(教育学) ]
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悩む人、学ぶ人、働く人のための本
論語が、会社での知恵、学校での知恵、人間関係の知恵、人が生きて行くために必要な知恵を授けてくれるのです。
今の自分にぴったりの孔子の言葉が見つかるはずです。
いい?
だめだだめだって落ち込んでばっかりじゃ
なんにも
ならないでしょ
問題意識を持ちなさい!!
あのね なんでも
原因は自分にあるの!
人のせいばっかしない!!
と、うだうだしている主人公の元天才ピアノ少年に中国古典に精通している国語の教師がまくしたてます。
さて、四重奏の仲間たちが成長していく物語・・・。
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まんがでわかる論語 [ 齋藤孝(教育学) ]
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論語のワンポイント解説
本のなかに、なるほど!って思えたところを紹介します。
・君子:人格が立派な人
・小人:人格が立派でない人
だそうです。判りやすいですね。
君子ってのは
人格が立派な人
そうでない人が
小人だって思って
読めばいいって
それくらい
覚えておいてよ
・・・はい、覚えました。とても判りやすいです。
まんがでわかる論語のまとめ
”論語”はけっして古臭いものではなく、今の時代にも当てはまる人生の指南書みたいなものです。今現在抱えている自分の問題を突き詰めてみると、論語の言葉から解決ができるはずです。
問題が起きても、自分でしっかり、”どうすれば良いのか?”って考えないと、孔子にぼやかれてしまいますね。
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