日本における最大の『ダリ展』が京都から今度は東京にやってきます。日本で約10年ぶりに開催されるダリの展覧会に足を運んでみませんか。
『ダリ展』9月14日(水)~12月12日(月)国立新美術館(東京・六本木)
ダリの”シュールレアリズム”は、あなたをどんな世界に誘うのでしょうか。
シュールレアリズムを代表する天才画家の、サルバトール・ダリ(1904-1989)はスペインが生んだ天才画家です。
今回、この国立新美術館では、『ダリの大回顧展』を開催します。
ガラ=サルバトール・ダリ財団(スペイン)、サルバトール・ダリ美術館(アメリカ)、国立ソフィア王妃芸術センター(スペイン)という世界の3つの貴重なダリ・コレクションも観ることができます。
もちろん、国内からも。
油彩、素描、宝飾、映像など。約200点が公開されます。
詳しくは、
『ダリ展』HP
2016年9月14日(水)~12月12日(月)
毎週火曜日休館
開館時間 10:00~18:00 金曜日は20:00まで ただし、10月21日(金)、10月22日(土)は、22時まで ※入場は閉館の30分前まで
会場 国立新美術館 企画展示室1E 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
ダリの世界が塗り絵で楽しめます。
展覧会から帰ってくると影響を受けませんか。思わず絵を描いてみたくなります。
そんな気分の時におすすめなのが、大人の塗り絵なんです。
奇才の影響を受けて、自分のなかの「天才」を発見していませんか。
スペインが生んだ20世紀美術の奇才、シュルレアリスムの第一人者・ダリの名作が塗り絵で楽しめます。
↓
ダリの塗り絵 [ サルバドール・ダリ ]
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ダリの世界のシュルレアリズムって何?
サルバドール・ダリは、 1904年5月11日にスペインで生まれました。
フルネームはカタルーニャ語でサルバドー・ドメネク・ファリプ・ジャシン・ダリ・イ・ドメネク。
「天才」と自称するほどの大きな画家です。アメリカでも成功をおさめました。数々の奇行や逸話が知られています。
スペイン フィゲラスで生まれ、 1989年1月23日に同じく、スペイン フィゲラスで生涯を閉じています。
シュルレアリスムの代表的な作家として知られています。
では、シュルレアリスムとは何でしょうか。
日本では、『超現実主義』と言われています。
シュルレアリスム絵画には二つの位置づけがあります。
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1.自動筆記やデペイズマン、コラージュなどを使い、自意識が介在できない状況下で絵画を描くことで、無意識の世界を表現しようとした画家たち。
彼らの絵画は具象的な形態がなくさまざまな記号的イメージにあふれ、抽象画に近づいてゆくことになる。
マックス・エルンスト、ジョアン・ミロ、アンドレ・マッソンら。
2.不条理な世界、事物のありえない組み合わせなどを写実的に描いた画家たち。
夢や無意識下でしか起こりえない奇妙な世界が描かれたが、彼らの絵の中に出てくる人物や風景はあくまで具象的であった。サルバドール・ダリ、ルネ・マグリットら。
ダリの名言で、シュルレアリスムをうたったものがあります。
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【シュルレアリズムは破壊的だ。しかし、それは我々のビジョンを限定する錠の留め金とみなされるものだけを破壊するものだ】
サルバドール・ダリ
『ダリ展』サルバトール・ダリのまとめ
スペインでは、ピカソ、ダリ、ミロ、タピエスという時代を代表する芸術家4人を生み出しています。サルバトール・ダリがどんな絵を描いてきたのか、どんな思想を胸に宿していたのか。
『ダリ展』を味わい尽くすころには、新たな世界が広がってくるのではないでしょうか。秋から冬にかけて開催されるおすすめ展覧会です。お見逃しなく。
その天才たちのトランプを見つけました。
【世紀の芸術家たちの夢の共演】マスター・オブ・ペインティング
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