プリンセスコミックスから2018年10月16日に発売になりました『コハルノオト 7 巻』藤田麻貴さんの話題のコミックが最終巻になってしまいました。
とうとう終わってしまいましたね。
これから先はネタバレしていきますので、
まだ読まれていない方はこちらからどうぞ
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『コハルノオト 7巻』最終回 ネタバレー1巻のあらすじ
では、コハルノオトの1巻のあらすじです。
紳士的なイケメンが思いっきり近付いてきて、
「君の
ホントの匂いが知りたいな」
その人は 笑って そう言ったのだ
から始まります。
「求ム 働き者」
というバイトの面接に行った二十歳の室田 小春(むろた こはる)は、南方 慧(みなみかた けい)という依頼主から履歴書を渡さないうちに採用されます。
「人を見る目には自信があるんだ」にっこり(⋈◍>◡<◍)。✧♡
そこでその場から小春は働き始めます。
小春のバイトは南方さんの自宅兼事務所のお掃除です。
掃除を始めた小春は、幸せいっぱいな気持ちでどんどん部屋を片付けていきます。
それも猛烈に。。。。。
休憩も忘れるほどに。
彼女は働きだすと、2・6・2の法則をブチ壊す優秀な社員と化すのです。
「2・6・2の法則とは」
人は集団になると、
- 優秀な人2割
- 普通の人6割
- サボリ出す人2割
と自然と分れることを言います。
ハイスペックな小春ちゃん。
陰日向なくいつもいつも働きます。
南方さんは、どうやら小春の事を匂いで気に入ったようです。
小春は、
別に善意の人なんかじゃない
ただ――――
マジメに働いて
正直に生きてたら
普通に幸せになれると思いたいんだ
この世界は
良心とか
思いやりとか
そういう
やさしいモノで
できていると
信じていたいんだ
だって―――……
コハルノオト1巻より
そして、
一つの相談を解決した後に、
小春の住んでいたところが火災の為無くなってしまったことが判明し、
常時災難に巻き込まれる小春は住み込みのお手伝いさんになることになりました。
南方さんの自宅兼事務所の住み込みです。
その南方さんの秘密は、
人の匂いで他人の感情が分かる
というものです。
子どもの頃から、人に気味が悪いと言われ、すごく苦労をしてきたと言います。
ですが、この不思議な能力は、
何か特別な匂いに出会えたら消えるそうなのです。
彼はそれをずーっと探し続けてきたのでした。
コハルノオト2巻 名言
小春ちゃんは住み込みで働いています。そこのご主人様は、匂いで他人の感情がわかります。
実はこれは厄介な能力で他人からは気味が悪いと言われます。
ご主人様の南方慧さんは、それを使って悩み相談のビジネスをしています。
次の言葉は、
小春ちゃんが、屋敷妖精になった時の南方さんのセリフを紹介します。
あれです。あのハリーポッターの、「屋敷しもべ妖精」の”ドビー”的な感じで、
小春ちゃんの姿は見えないのに、いつのまにかご飯やおやつの用意がされていて、
掃除洗濯も姿を隠していつのまにか済んでいたことがありました。
なんでそんなことをしたのかと言いますと、
南方さんに匂いを嗅がれたくなかったからです。
自分の嫌な感情の匂いを嗅がれたくなかったのです。
自分の黒い気持ちに、嫌悪感いっぱいでいたたまれなくなっていました。
だけど、南方さんは小春ちゃんが特別に好ましく思っていたのです。
小春ちゃんが自分のすべてを受け入れてもらえたと感じたときの言葉です。
いい匂いも
悪い匂いも
全部
僕によこしなさい
どんな自分でも南方さんは受け止めてくれるんです。小春ちゃんなら。
彼がどんなふうに彼女のことを考えていたかというと、
次の名言に繋がります。
自分にはないとあきらめていたモノが
ある日
突然
思っても
みなかったところから
差し出される
こともある
小春ちゃんは、南方さんにとってはギフトなんです。
どうして、彼女が特別な存在かと自覚したのかというと、
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他人の残酷さも
自分の醜さも知りながら
それでも
善き人であろうとする
こんな生き物が
目の前にいたら
ほしくなるだろう?
そうか
これが特別か
小春ちゃんは、ハイスペックなのに自己評価がとても低い女の子です。
その背景にはご両親に必要とされなかったから。。。。。
ということも要因の一つとされています。
コハルノオト3巻 急接近
コハルノオト3巻の醍醐味は、二人は急接近というところです。
結婚式は良かった?
見たら早く結婚したくなっちゃうよねッ
妄想しちゃうよねッ
って聞かれて、
そうゆうものなのかな?
って
いつか南方さんも
隣に立つ人を 想像したりするんだろうか
って考えている小春ちゃんの様子を伺う南方さんに
ドキドキしてしまいました。
今まで人に執着をしてこなかった南方さんの小春ちゃんへの特別な気持ちに。。。。。。にんまりです。