【感想】シリーズついに完了!『三島屋変調百物語あやかし草紙』

生活の知恵

江戸の町でのお話です。袋物屋の三島屋の主人の姪である、おちかという娘が、自身の身に起きたことでの自分を見つめるためでしょうか?意味を探ることでしょうか、「百物語」を続けています。外に出られなかった娘が不思議な物語を聞きながら暗闇から徐々に出ていきます。

とても器量の良い19歳のおちかが、17歳から始まったこの催しは「語り手の闇」を「聞き捨て」ていきます。

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【感想】三島屋変調百物語あやかし草紙

宮部みゆきの大好きなシリーズが終わってしまった!この終わり方は素敵だと思います。宮部みゆきの「杉村三郎シリーズ」もこんな感じに展開してくれるといいなぁ~と願っています。みんな幸せになって欲しい!!

美しい娘、おちかが聞き手となり、三島屋の奥の客間「黒白の間」では百物語が催されています。

過去の自分に囚われていた姪を救うために三島屋のご主人の伊兵衛が考えたものです。

この百物語は、おちかの胸ひとつに収められけっして黒白の間から外にはでません。

「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」

『三島屋変調百物語あやかし草紙 伍之続』宮部みゆき著 P.4より

この物語を読んで、語っただけで払われる「魔」があるうすら寒いものを感じました。長いシリーズだったので忘れていることがたくさんあります。最初から読み返してみようかな?

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三島屋変調百物語事始 おそろし 宮部みゆき著

17歳のおちかは、自分の身に起きた悲惨は事件に心を閉ざしてしまいます。

この巻のなかでは、百物語の中では聞き役のおちか自身のその事件の詳細が明かになってしまいます。おちかを好きな奉公人の男が(おちかも!)、おちかの前で、おちかの婚約者を殺して、自分も後日自殺するという。。。。。

おちかは、川崎宿の旅籠「丸千」のお嬢です。
殺された婚約者は、幼馴染でした。

その奉公人は、おちかのお父さんに11年前に助けられた身元の分からない子でした。
みんなの傲慢さがもたらした事件だったのだと思います。
下の動画で詳しく分かります。ですが、面白すぎる本なので是非読んでみてください。

邪恋(じゃれん)の動画⇒

17歳のおちかは、ある事件を境に、ぴたりと他人に心を閉ざした。ふさぎ込む日々を、叔父夫婦が江戸で営む袋物屋「三島屋」に身を寄せ、黙々と働くことでやり過ごしている。ある日、叔父の伊兵衛はおちかに、これから訪ねてくるという客の対応を任せると告げ、出かけてしまう。客と会ったおちかは、次第にその話に引き込まれていき、いつしか次々に訪れる客のふしぎ話は、おちかの心を溶かし始める――三島屋百物語、ここに開幕。

内容紹介より

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【感想】三島屋変調百物語あやかし草紙まとめ

おちかはだんだんと成長をしていき、好きになる人が出てきて、それでもその人に振られてしまい、それが生きていくってことなんだなと実感をしています。
人は傲慢になってはいけないな、とこのシリーズを読んで思いました。

話のなかにだんだんと幅をきかせてくる、瓢箪古堂の若だんなの存在が。。。。。やっかいな人たちが出てくるのが多い中、癒されます。
おちかさん!お幸せに。

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