つるんとした表面。あいだに挟まれた濃厚なバタークリームやフルーティーなジャム。色とりどりで、ころんと可愛らしいフォルムのマカロンは、贈り物にも人気ですよね。今回はそんなマカロンについてご紹介します。
マカロンの歴史
マカロンの発祥地はなんとイタリアなんです。
日本でマカロンというとほとんどマカロン・パリジャンを思い浮かべると思いますが、マカロンは各地に色んな種類があり、様々です。
16世紀にアンリ2世に嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスによって、マカロンの原型となるお菓子がフランスに伝えられたと言われています。
そのマカロンの元となったと言われるお菓子はアマレッティ。小麦粉の代わりにアーモンドパウダーを使われ、生地はメレンゲによってほろっとした軽い食感になっています。
↓アマレッティ
マカロンの種類
可愛いマカロンの世界を堪能してください。見ているだけでも楽しくなってきますね^^
マカロン・パリジャン
表面がつるつるしています。卵白に砂糖を加えて泡立てられているので、他のマカロンよりふんわり仕上がります。間にバタークリームやジャムなどをはさみます。
マカロン・ダミアン
北フランスのピカルディー地方アミアンのマカロン。アミアンは世界遺産のアミアン大聖堂がある町です。
はちみつを加え生地を約1cm厚さに切って焼いたものです。
マカロン・ド・サンジャン・ド・リュズ
サンジャン=ド=リュズは大西洋側の美しい浜辺がある街です。
17世紀、サンジャン=ド=リュズで、ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズの結婚式が行われたとき、このマカロンが献上され、王妃がそのおいしさに感激したというエピソードも有名なです。
マカロン・ド・サンテミリオン
ワインの有名な街、サンテミリオンで作られるこのマカロンは、ソーテルヌなどの甘口のワインを加えられて作られます。ここのボルドーワインやブドウ畑は、世界遺産にもなっています。
マカロン・ド・モンモリオン
ポワトゥー地方モンモリオンのもの。卵白と砂糖が少し多めでねっちりとしていて柔らかめです。星の口金で王冠状に絞って焼かれているんだとか。
マカロン・ド・ナンシー
これは、マカロン・ド・ナンシーと呼ばれるもので、アーモンドの代わりにピーナッツを使っています。江戸時代に最初に伝わってきたのがこちら。マコロンという名前で親しまれました。
ロレーヌ地方ナンシーの銘菓です。砂糖を煮詰めて他の材料に加えることが特徴です。
マカロン・ココ
ココナッツを使ったマカロンです。カリッとした食感です。シンプルな味わいがあります。
まとめ
Laduree Salon de the(銀座)に行ってみませんか?
いますぐ美味しいマカロンを食べたくなったらこちらです。パステルカラーが可愛い、ラデュレのマカロンは如何でしょうか。東京都内のお店や、ネットでも買えますよ。
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銀座店の、お食事やアフタヌーンティーなどが味わえるサロン・ド・テで、美味しいお茶と一緒に贅沢な一時をお過ごし下さい^^
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