今は種・種子に注目が集まっています。種は、種子が芽を発芽させるためのものすごいエネルギーを秘めた存在なんです。そんなパワーを丸ごと体に摂り入れれば美容と健康に良いのです。
その種の中でも今回はチアシードを取り上げてみました。
チアシードの食べ方や栄養を徹底分析
チアシードは、味自体があまり主張しないので何にでも合いますが、味の濃いもの、主張するもの、柔らかいものと相性が良いようです。
そんな、チアシードですが、栄養が高すぎるので少し注意が必要です。食物繊維にいたっては、ゴボウの6倍もあるからです。
・熱に弱いため、100度未満のスープなどか、火を使わずに、そのまま調理します。
・吸収されにくいので良く噛むことが大切です。
・すり鉢ですりつぶすのも良いですね。
・食物繊維が多いので1日に大さじ1杯(10g)までにしてください。
チアシードは、乾燥した状態で食べると、水分を吸収する性質があるために、胃の中で胃液を吸収して胃荒れの原因となってしまいます。なので、水分をたっぷりと使う料理やドリンク、ヨーグルトなどにかけることがおススメです。
また、酸化が進んでしまうために、100℃以上の熱も加えない方が良いでしょう。
チアシードの基本の作り方
1. 9:1の割合で、水とチアシードを混ぜます。
2.3分間、泡だて器でかき混ぜてから、10分ほど置くとトロミが出ます。
3. 容器に入れてフタをし、冷蔵庫で3日間保存できます。
※使う前にもう一度、泡立ててください。
※水分は冷ましたスープやジュースなどでもOKです。塩分の濃いもののほうが保存がききます。
チアシードの栄養効果とは
一般的にチアシードは、ホワイトの方が栄養効果が高いです。ですが、ホワイトでなくても、
オメガ3脂肪酸は、イワシの8倍・クルミの2倍以上もあります。
アーモンド、チアシードなどに含まれるオメガ3脂肪酸は、
・LDLコレステロールを低下させます。
・中性脂肪も低下させます。
・皮膚の新陳代謝を促進します。
まさに体が若返りますね。
チアシードって便秘に効果があるの?
食物繊維がゴボウの6倍あることは、既にお話しましたが、便秘改善の為に大切なポイントがあります。それは、
摂取したときには、水分を多めに飲むことなのです。チアシード自体が水分を吸収してしてしまうので、身体の為の水分・・・排便に必要な水分を確保するためにも、いつもよりも沢山水分を摂りましょう。
チアシードを食べない場合でも、便秘解消には水分が大事なポイントになりますよね^^
チアシードとは、何の種なの?
チアシードは、
・チア(学名:Salvia hispanica)という植物のタネです。
・チアはシソ科アキギリ属の一年草です。
・メキシコ中南部からグアテマラが原産地です。
「チア」はナワトル語の「chian( = 油っぽい)」 という言葉に由来します。
チアシードのまとめ
チアシードは、ものすごいパワーを秘めた食材です。一度に沢山食べるのではなく、工夫をしながら適度に続けて食べることで健康が維持されます。ヨーグルトと和える、ドリンクに混ぜる、サラダのドレッシングとして野菜にかけるなど工夫をしながら美味しく楽しく食べましょう。