下重暁子さんが書いた『家族という病2』を読みました。最初のより内容の充実したものに仕上がっています。女性って、家庭を持っていると良妻賢母を求められるから毎日がしんどいです。そこを家族に判ってもらいたいです。なんで私ばっかり働いているんだ???
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家族は誰かの犠牲の上で成り立っている
自分も世間の手前、よき家族を演じていました。
専業主婦だった当時は疲れました。
ですが、子供たちが大きくなってくると手が離れてだいぶましになってきました。
もうちょっと前の子育ての時代には戻りたくないです。
子ども達は確かに可愛いかった。だけど、全部子育てを母親に任せている父親も未だにいるのが事実なんですよね。
父親って、ちょっと家事を他人事だと思っていませんか?
家事は自分がすることでは無いって心の中で思っているから、
だから、”手伝ってやった”・・・というような態度でいるんです。
主婦で自信をもってそれに関わっている方はそれはそれで良いのです。
ここは私の領域だから手をださないで。という人なら。
ですが、
「なんで私ばっかり」
と思っている人には読んでもらいたい本です。
私は義母に「主婦のプロになってください」
と言われました。
心の中で、「嫌です」と即答しました。本人に向かっては言えなかったです。
家族の中で、ストレスのない人は、家族の中の誰かがストレスを抱えていることに気づいてもらいたいものです。
熟年離婚とかにならないためにも、
ストレスの種は消しておいた方が良くないですか?
爆発して、さよならされない為にも、男性も女性も読むことをおススメします。
この本・・・良い本だと思います。
「日本人は内助の功がお好き」
これはとことん惚れた相手にしかできないことかもしれません。
ちょっと冷めてきた夫婦だと無理かなーって感じです。
スケールの大きな旦那様だったら楽しいでしょうね^^
「家族になるには努力が必要」
やはり身近な人にこそ気を使わないと、こじれます。
家族の我儘ばかりを聞いているとしんどいです。
娘の奴隷になっているお母さんとか最悪です。
喜んで言いなりになっている場合もありますが。
一人一人がきちんと自立できる方向に向かっていてお互いに支え合えるように努力はしたいですね。
「男の本音を見抜く方法」
これは、成程ーって目から鱗が落ちました。
豊富なキャリヤや人生経験が見抜いたことなんですね。
家族をもっと個として見たい、理解したいとく私の意見に、面と向かっては賛成する人は多い。
その通り、そうあるべきだと膝を打つのは男の方が多い。しかし、すぐさま賛成する人を私は信用しない。心の奥底ではたぶん違っているからだ。 『家族という病2』下重暁子 著 P.183より
下重暁子さんの上司で、口ではそんなことを言っていても、すごく優秀だった自分の奥さんをないがしろにする発言をしていたんですって。
本音と建て前ってわからないものですね。
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家族という病のまとめは「自分を家族から解放する」
自分の家族から解放されたい人は男女問わずにいるのでしょう。
子どもも親の理想を押しけられたらたまりません。
親だって理想のお嫁さんとか、夫とかを当てはめられてしまったら可哀そうです。
良い家族というものから自分が解放されたらだいぶ生きるのが楽になるのかもしれませんね。