榊(サカキ)の新芽の時期っていつなのでしょうか?
神棚で長持ちさせるコツとヒサカキとの見分け方など違いについても説明します。
榊とヒサカキでは新芽の時期が違います。
榊は8月から9月になりますと新芽が出始めます。
ヒサカキは4月~5月くらいの時期になると新芽がでます。
すぐに古い葉が落ちることと、榊自身が新芽のために力を使うために痛みやすい傾向があります。
長持ちをさせるコツとしては、この時期の榊とヒサカキは、根元の部分がヌルヌルとするのを防止するために、
水に浸かっている部分のぬめりをよく洗い落とします。
仕上げに榊やヒサカキ全体を濡らしてあげると長持ちをします。
榊とヒサカキの見分け方と違いについても後ほど詳しく説明をします。
新芽の時期のサカキは、古い葉が落ちやすいため、神棚に祀るために購入するのを敬遠される家庭もあります。
この時期だけプラスチックのサカキで代用される方もいるようです。
榊(サカキ)の新芽の時期っていつ?
榊とヒサカキでは新芽の時期が違います。
榊は6月から7月頃にかけて開花をします。
6月~7月に白い花を咲かせたあとに新芽がでます。
新芽の時期は8月から9月になります。
ヒサカキは3月くらいに花が咲き、4月~5月くらいの時期になると新芽がでます。
榊を神棚で長持ちさせるコツ
新芽の時期の榊は購入してもすぐに葉が落ちてしまいます。
この時期のサカキは新芽をだすために体力を使うために弱っているためです。
古い葉もすぐに茶色になってしまうために全体に汚い感じになってしまいます。
そんな榊を長持ちをさせるコツをお伝えします。
榊を長持ちさせるコツ
・榊のぬめりをとってから水に活ける
・榊の葉に水をかける
仕上げに榊やヒサカキ全体を濡らしてあげると長持ちをします。
これらの手間をかけるだけでかなり長持ちをします。
色が薄く、黄緑色をしているのが新芽です。
新芽の時期の榊(サカキ)はなぜ葉が落ちるの?
新芽の時期に入ると、まず、古葉が新芽に押し出されるようにして散っていきます。
どのような対策をとっても葉落ちを止める手段はありません。
榊は寒い時期では、低温だと榊の成長を抑制し、葉落ちを軽減するという特徴から、冬の間、神棚の榊は長持ちをします。
ですが、温かくなってきた新芽の時期は、古い葉が落ちていきます。
葉落ちの時期が終わると、しばらくは新芽だけの時期になります。
新芽の時期は榊がすぐにボロボロに
新芽を出すために榊が力を使うために、
新芽の時期のサカキは非常に傷みやすく、毎朝の水を入れ替える時には盛大に葉が落ちることになります。
葉が落ちやすいです
新芽の時期のサカキは、古い葉が落ちやすいため、神棚に祀るために購入するのを敬遠される家庭もあります。
この時期だけプラスチックのサカキで代用される方もいるようです。
榊(サカキ)の特徴
- サカキ科(ツバキ科)サカキ属の常緑樹
- つややかで厚みのある葉は互生
- 葉の縁には鋸歯(きょし)がなく表も裏も無毛で長さが7cm~10cmと大ぶり
- 玉串(たまぐし)として神事に用いられる
- 神棚用の「お榊」はサカキの代用として使われている別属のヒサカキがつかわれる場合がある
- 花は直径1.5cmほどの小さな白花で6月から7月に開花する
榊とヒサカキとの見分け方と違い
榊(Cleyera japonica)は関東より南の比較的温暖な地域で生育するため、関東より北の地域ではでは類似種(別属)のヒサカキ(Eurya japonica)を榊として代用しています。
本来の榊を神棚にお祀りしたいのですが、ヒサカキや椿、楠、サカキが生育して杉などで榊の代用をしてきました。
なので、その地域で神棚に祀る「サカキ」が榊と呼ばれています。
榊は葉がツヤツヤととも肉厚でヒサカキよりも一回り大きめです。
ヒサカキは葉のフチがギザギザとしています。
本来との見分け方を付けるために本榊と呼びますが、
ヒサカキの方が本榊よりも小ぶりなので、
ヒサカキ姫榊とも呼ばれています。
ヒサカキの特徴
- 本榊の葉のサイズ:長さ7cm~10cm
- ヒサカキの葉のサイズ:長さ3cm~7cm
- 本榊:葉と葉の間隔が大きい
- ヒサカキ:葉と葉の間隔がせまい
本榊はこちら
榊(サカキ)の新芽の時期っていつ?神棚で長持ちさせるコツとヒサカキとの見分け方と違いのまとめ
サカキは関東より南の比較的温暖な地域で生育するため、関東より北の地域ではでは類似種(別属)のヒサカキ(Eurya japonica)をサカキとして代用れてています。
- 本榊は8月から9月になりますと新芽が出始める
- ヒサカキは4月~5月くらいの時期になると新芽がでる
- 本榊の葉のサイズ:長さ7cm~10cm
- ヒサカキの葉のサイズ:長さ3cm~7cm
- 本榊:葉と葉の間隔が大きい
- ヒサカキ:葉と葉の間隔がせまい
本榊もヒサカキも新芽の時期は、葉が落ちやすいので神棚にあげる場合もよく洗いぬめりを落とす、榊全体に水をかける。など少しの手間をかけると榊が長持ちをします。