アルフレッド・アドラーは心理学界の巨匠なんです。
フロイト、ユングと同じ時代・1870年から1937年に世界的に活躍をしました。
それなのになぜか、日本では最近まで無名だったんです。
アフレッド・アドラーは、 「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と言いきっています。
そんな彼の対人関係がテーマの心理学を実践できる本がこちらです↓
アドラー“実践”講義 幸せに生きる [ 向後千春 ] |
自分の人生を生きるために有効なアイデア
この本は実践形式なのがポイントです。
アドラーの心理学は、人の行動や認知のしくみを、そして、
・自分自身の理解
・自分と他社との関係といったことについて
それらをユニークで有効な枠組みで提供をしているんです。人類の共通の財産にしてもいいのですって^^自分の名前がなくなっても、自分の人生を生きるための有用なアイデアでみんなの幸せを願っていたのです。
アドラーの心理学はとてもシンプル
この心理学は誰でも実践することができるものです。そして誰でも幸せになれるんです。向後千春さんの人気の講義がこの一冊に詰まっています。
アドラー語録
人生は仲間に関心を持ち、全体の一部であり、
人類の幸福に貢献することである。
--アルフレッド・アドラー『人生の意味の心理学<上>』(アルテ)より
目次を読むとだいたいどんなことが書いてあるか判りますよね~~
目次はこんな感じです。
第1章 私たちは何のために毎日を生きているのか
第2章 あなたはなぜそう「行動」するのか―目的論
第3章 あなたはなぜ「対人関係」で悩むのか―社会統合論
第4章 あなたはなぜそう「認知」するのか―仮想論
第5章 あなた全体は誰が動かしているのか―全体論
第6章 あなたの人生は誰が決めているのか―個人の主体性
第7章 あなた自身を勇気づけるためにはどうすればいいのか―勇気づけ
第8章 あなたの生きる「意味」は何か―ライフタスク
第9章 あなたが幸せに生きるためにはどうすればいいのか―共同体感覚
第10章 アドラー心理学はあなたに何を提供するのか
自分に足りなかったものが判った本
新しい仕事を始めて早三カ月、これだけたてばもう慣れたりバリバリと働き始めるとーー思いきや、上司の罵倒に耐えています・・・で、そんな時に読んだ本なのですが、
私は焦ってばかりで、毎日、舞い上がっていました。
アドラーの語録に目から鱗の思いです。
勇気があり、自信があり、リラックスしている人だけが、
人生の有利な面からだけでなく、困難からも益を受けることができる。
そのような人は、決して恐れたりしない。
―――アルフレッド・アドラー『個人心理学講義』(アルテ)より
まとめ
アドラーの心理学は自分の生きざまを明確にする心理学の古典なんです。勇気と自信、リラックスで、自分とこの世界を見た時に、この世界がどうみえるのか?を感じてみてもらいたいです。そして、新たに見えた世界を実感したときに、自分の行動と考えにどんな変化があるのか?それを楽しみにワクワクして毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。