出口汪さん著の「最強!」の話す技術を読みました。この本でレッスンを受けているハルカちゃん、こんな話しかたをしていたんじゃ彼の心も離れていくだろう~一緒にいて安らげないよね~と読者の立場だとわかるんです。ですが、自分のこととなるとなかなか気が付かないのではないでしょうか。一度、自分の話し方を見直してみたくなる本です。
どうしてあなたの話は伝わらないのか
自分の家族に限ってまったく思っていることが伝わりません。毎日顔を合わせているのに困りますよね。
ここで登場するハルカちゃんも恋愛がなかなか上手くいきません。
先生がここで質問します。
たくさん話せば相手に伝わるって思っていない?と。
もちろんです!彼との喧嘩の原因はいつも決まっています!
↑
・・・とうことは、ここさえ直せばOKですね。
ここが解決できれば、彼はハルカちゃんとの安らぎの日々が過ごせるという訳ですね。
他人の立場に立って物事を論理的に話す
ハルカちゃんは言葉を尽くして説明しているつもりでも彼にとってみれば意味不明な話しなんです。
だから彼にとっては、”うるさいばかりで全く分からない話し” ということになります。
彼の立場に立ってみる。
それが大事です。
それって、他者意識の話ですね。確かに彼の立場から考えていませんでした。たとえ家族であろうと、別個の人間である限り、そう簡単に分かり合えないってこと。他者意識があれば、自然と論理的になれるって、先生に教えてもらいました。
『出口汪の「最強!」の話す技術』p.19より
彼にとってみれば、
・ハルカちゃんの話は、うるさいだけで何を言っているかよくわからない。
・ギャンギャンわめいている感じ
・論理的ではない
↓
彼の頭は混乱
こんな場合、言葉の数が多ければ多いほど、彼の頭は混乱し理解ができなくなってしまうのです。
何が本当に必要な情報なのか?頭が混乱してきます。
ハルカちゃんは付き合っている彼との様子ですが、他の家庭でもありそうな光景ですよね。
自分の家庭も含め。
反省です。
ハルカちゃんも、彼に悪いことをしたかも。って反省しています。
最初は彼ってひどいーと興奮気味だったのですが。
物事が上手く解決するコツってそんな、日常の反省だったりするのでしょうね^^
会議の席でうまく話せないのはどういうこと?
会議中にいきなり指名されて、意見を言わなくてはいけない。
そんなシチュエーション急に緊張しますよね。
では、先生、会議の席ではどうしてうまく話ができないのですか?
とハルカちゃんは質問します。
先生が考えられること
その1:頭が空っぽなこと。
話すことが何もない場合。みんなの前で話すことなんてないから。
「私の場合、それかも。何も意見がないのに指名されて、何か言わなければって。そんな時、頭は真っ白!
その2:話す内容が整理されていない
話す内容が、一応は頭の中にあるけれど、それが整理されていない状態にあるとき。
自分でも整理されていないことを他人にわかってもらうなんて難しいのです。
では、話す内容はどうすれば整理されるのか。
どうぞ手に取って読んでみてください。
話す技術のまとめ
感覚でしゃべっていたのでは話はなかな伝わりません。論理的に話すことは、相手の立場にたって話すということです。
これも思いやりの心なのではないでしょうか。おしゃべりで話が大好きな方でも、聞いているほうはうんざり・・・というケースが多々あります。友達や家族と有効な関係を保つためにも必要な技術なのではないでしょうか。
『出口汪の「最強!」の話す技術』は、仕事を教えているときに、教えている後輩に、「説明が下手」と言われてしまった私にぴったりの本でした。私の最大の原因は、この本の中でも指摘があったように主語を省略してしまったからです。
だれでも何かしらの心当たりがでてくる本です^^
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