筍(たけのこ)の旬は2月~5月下旬までです。たいていが5月上旬と言ったところでしょうか。 一般的に食卓に上るのが「孟宗竹(モウソウダケ)」というたけのこです。春から梅雨の時期に筍を食べると、やる気を高めたり、ストレスを軽減します。五月病に打ち勝ちたい人にはぴったりの食材です。
筍の上手な下茹で方法
<材料>
・たけのこ 2~3本
・米ぬか 1カップ
・赤とうがらし2本
・大きめの鍋
・皿(落し蓋用)
1.たけのこは皮付きのまま、水でよく洗って土やゴミを取り除きます。
2.外側の皮を2~3枚むきます。
3.穂先を斜めに4~5cmほど切り落とします。
※火が通りやすくする為と、ゆで上がった後、皮がむきやすくするためです。
4.鍋にたけのことかぶるくらいの水を入れ、赤とうがらし2本と米ぬかを加え、落としぶたをして中火にかけます。
5.40~50分間煮ます。竹申を刺してみてスーッと通るならゆで上がりです。
6.そのままさめるまで置いておきます。
※ゆっくりと冷ますとえぐみが無くなります。
7.完全に冷めたら、タケノコを取り出してぬかを洗い流します。
8.穂先の柔らかい皮(姫皮)は食べられます。なのでそこは残して、切れ目から皮をむきます。
完成です。
下茹でした筍の保存方法
・大きめのボールに下茹でしたたけのこを入れます。
・かぶるくらいの水を入れます。
・冷蔵庫で保存します。
・毎日水を取りかえれば、5日間くらいは保存できます。
沢山たけのこを貰った場合はこの方法で保存してください。
筍簡単レシピ・マヨネーズ和え
簡単にマヨネーズで筍を楽しんでみませんか♪
<材料> 2人分
・下ごしらえしたゆでたけのこ 1個(正味約200g)
・オリーブ油 小さじ2
合わせ調味料
・マヨネーズ 大さじ2
・白すりごま 小さじ1
・レモン汁、塩 少々
<作り方>
➀ 筍を食べやすい大きさに切ります。
➁ フライパンにオリーブオイルをしき、筍をこんがり炒めます。
➂ 火を止めて冷めたら、合わせ調味料を和えます。
完成です。
下茹でしたものをそのまま和えても食べられますが、こんがりと焼いた方が美味しいです。
たけのこの栄養素と栄養効果
筍の栄養素 (100g中の含有量)
カリウム/500mg
ビタミンB2/0.12mg
ビタミンC/11mg
食物繊維/3.2g
たけのこの効能・効果
・ストレスの改善
・大腸がんの予防。
・便秘、高血圧の改善。
・コレステロールの排泄。
・ホルモンバランスを整える。
雨後の筍ってどんな意味?
たけのこの付く言葉って色々あります。その中でも気になったのが、
雨後の筍
【読み】 うごのたけのこ
【意味】 雨後の筍とは、同じような物事が次々と現れ出ることのたとえ。
ちょっとうんざりとしたニュアンスがあります。
たけのこのまとめ
たけのこは「古事記」にも登場しています。今現在、一般的に食卓に出てくる筍の種類は、孟宗竹(もうそうちく)というもので、江戸時代に日本にやって来ました。
他には、孟宗竹、淡竹(はちく)、真竹(まだけ)という種類のたけのこが食べられています。
優れた栄養効果のある筍・・・シーズンに一度は筍を食べて、健康になり、精神の安定を図りたいですね。
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