景気の動向に左右される就活は学生にとってもストレスになります。
就活中の学生の親の不本意な言葉が、うまくいく就活を変な方向にもっていってしまいます。
少なくとも自分の子どものやる気をそぐことはやめましょう。
就活の中の学生の親がやってはいけない3つのこと
就活中の子どもを抱える親御さんでしょうか。
実は、就活の現状を知らない親のアドバイスが、子供の就活に悪影響を与えるんです。
1.とにかくなんでも良いから内定を取りなさいという
「どんなところでもいいから内定を取ってきなさい」なんて言ってはいませんか。
そんなデリカシーのない言葉が子供を追い詰めます。
今(2016年)の卒業の親の時代とは就職事情が違います。
大学数が急増し、30年間で312校も大学が増えています。
文部科学省の調べでは、
卒業年1986年では大学の数が465校:大学卒業者の数は37万6260人です。
ですが、今現在の、
卒業年2016年では大学の数が777校:大学卒業者の数は55万9673人です。
例え売り手市場と呼ばれていたとしても、現状は計り知れないものがあります。
安易な言葉を掛けないでください。
2.内定を取ってきた子供にそんな企業は知らないと言わない
自分が知らない企業だからと言って、その企業を胡散臭く勘違いをして敬遠しないでください。
一生懸命内定を取ってきたのに「なにそれ?」なんて言ってしまうと、子供の可能性をつぶすことになります。
おめでとう!と最初に祝福をしましょう
定期的に新規採用をしている優良な企業は17,000社もあります。
そのすべてを親は把握しているのでしょうか?
せめて徹底的にその企業を調べ抜いてからにしてください。
「おめでとう!」が最初ですね!
3.資格を取ったほうがいいんじゃない?
結論から言いますと、2~3か月で取れてしまうような資格は武器にはなりません。
資格は不要な場合が多いです
変なアドバイスをするよりも、大学の就職キャリアセンターなどの専門の知識や、先輩たちの記録を読んだほうが余程ためになります。
先輩たちのアドバイスも鵜呑みにはしないほうが良い場合さえもあります。
大学などには、就活に力を入れている機関が必ずあるので、
「そこに行ってみたら?」
「そこで相談してみたら?」
と背中を押してあげることのほうが結果的には子供にプラスに働きます。
では、親はどんなことをしてあげれば良いのでしょうか。
子供が就活中に親がしてあげること
子供が就活中に親がしてあげられること
就活中のお子さんがいるのなら、親は見守ることです。
- スーツやワイシャツのアイロンを掛けてあげる。
- 食事面で健康に気遣ってあげる。
などをしてあげるのが一番でしょう。
黙ってお金を出してあげる
就活中は、セミナーやインターンシップ、エントリーシートの作成、履歴書の作成など、たくさんのやるべきことがあって、なかなかアルバイトができません。
「口は出さない」
だけど、
「お金は出してあげる」
ことが子供の手助けになります。
- 解禁から、就活スーツ(冬物)に始まり、夏物スーツも必要になってきます。
就活が長引く場合にはもう一着スーツが必要になるかもしれません。 - 就活には、企業への交通費も掛かります。
アルバイトが就活の活動費で少なくなるのなら、親の援助が必要となる場合もあるのです。
就活での親がやってはいけないことのまとめ
就活中のお子さんがいるのなら、親は、アルバイトができない場合が多いのでお金を出してあげましょう。
- スーツやワイシャツのアイロンを掛けてあげる。
- 食事面で健康に気遣ってあげる。
などをしてあげるのが一番でしょう。
そうすれば親のありがたみを感じてくれているはずです。
親は子供を信頼して、変な言葉かけをしないようにしましょう。
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