秋の夜長は『活版印刷三日月堂 星たちの栞』

生活

むかし、むかし、余っている活字をそっと持って帰ってきました。好きな人の名前を見つけたんです。あれ・・・どうしたんだろう。そんな思い出を引きずりだしてくれた本です。

秋の夜長に読んでもらいたい本です。

 

 

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『活版印刷三日月堂 星たちの栞』読書感想文にもいいかもしれない

本をお勧めすることを、レファレンスといいます。

何かお勧めの本はありますか?なんて聞かれた時には、しっかりとその人のことを考えておすすめしています。

この本は、読書感想文にもいいかもしれないです。

 

この『活版印刷三日月堂 星たちの栞』は無理な格好いい言葉の使いまわしをしなくても、素直な気持ちになれる・・・そんな本です。

読書感想文などで、いつもよりも本とじっくり向き合える時にどうでしょうか。

 

この物語の中心にいる弓子さんは、かつておじいさんと暮らした街に戻ってきました。

育ててもらったおじいさんの古びた印刷所の『三日月堂』は昔ながらの活版印刷を行っていました。

 

孫の弓子さんは、この物語の川越に来るまえに一年間空白の期間があったようです。

いったいどんな事情があるのか。

見守るハルさんは無理には聞こうとはしません。

ちょっと切ない物語に心を動かされながら、活字っていいなぁ~としみじみ思ってしまうのでした。

 

 

卒業祝いにハルさんは息子に憧れの三日月堂のレターセットを選びました

 

息子の大学進学を控えたハルさんは、

その昔、自分の両親から、憧れの三日月堂のレターセットを、

高校の卒業祝いにもらいます。

 

卒業祝い・・・。

「わたしはね、三日月堂のレターセットだった」

「三日月堂って弓子さんの……?そういえばこの前言ってましたよね、あそこ、印刷所だった、って」

柚原さんがおこわをぱくっと口に入れた。

「そうなの。三日月堂のマークがまた素敵で……。三日月の上にカラスが止まったシルエットなの」

 

このレターセットを今度は息子の名前を入れて卒業祝いに贈ります。

 

 

手紙は出さなくても綺麗なレターセットを集めてしまう女の子っていますよね。

ですが、やはりそれは使いたいものですね。

 

『活版印刷三日月堂 星たちの栞』公式HP動画も素敵です。

 

とりあえずこれを見てください。

『活版印刷三日月堂 星たちの栞』公式HPです。

 

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特別動画公開中です。

活字中毒なあなたにもおすすめしたい『活版印刷三日月堂 星たちの栞』

 

手間暇をかけてる。微調整を繰り返す。一生懸命考えて作り上げるもの。そんな活字の世界が愛おしくなってきます。

活字が大好きな人、いつもなにかを読んでいたい人にも読んでもらいたい本です。

自分のことがもっと好きになるかもしれませんよ。

 

 

 

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活版印刷がいつまでも引き継がれていきますように。

 

 

 

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