幽霊がみえる須玉 明君の成長の物語。少年が幽霊たちの魂を救っているシリーズなんですが、この少年も幽霊たちに救われているんです。
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君にさよならを言わない2
今回も短編になっています。
ですが、やはり七月隆文さんですね。物語が絡み合っています。
幽霊が見えるようになった主人公は地縛霊の小梅さんと出会います。娘が今どうしているのか知りたいけど、ここから動けない。
「娘の様子を見てきて欲しいの」
物語に没頭してしまうと、ついつい涙がこぼれてしまうそんなお話です。
電車の中や人前では読まないほうが良いかもしれません。
軽く読めます。
「会話が多いので」
ですが、軽く読んでしまってはもったいない本です。
このシリーズは、
切なくて甘酸っぱいです。
そして、少年の成長の物語。
もう高校3年生だから少年ではないのかな。
頑固な傷ついた彼の心をとかすのは、誰でしょうか。
それぞれの想いが交差するちょっとドキドキ感も出てきて、今後も見逃せません。
君にさよならを言わない
前回の『きみにさよならを言わない』の時と同様に、
けなげな義妹が良い味を出しています。
お兄ちゃんは彼女の想いに気が付いてくれるのでしょうか。
30万部を突破したベストセラーです。
事故がきっかけで幽霊が見えるようになった須玉明は、6年前に死んだ初恋の幼馴染の桃香と再会します。彼女の未練とはいったいなんなのでしょうか。
その彼女も『君にさよならを言わない2』にも出てきます。
シリーズ第三巻もますます楽しみになってきましたね^^
前作は『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
運命としたいえない、何度出会っても恋してしまう物語。
『君にさよならを言わない』の前作ですね。
映画にもコミックにもなっているこの話題作ですが、回を重ねれば重ねるほど、どんどん味がでてくるのが、次回作だと思っています。
親との関係を乗り越えられた時が、彼が良い男に成長するときなんですよね。楽しみですね。
ぼくには、幽霊が視える。
交通事故で生死の境をさまよい、目が覚めたらそうなっていた。
それからは大変なこともあったけど、でもいいことというか、思い出に残るような出来事もたくさんあったんだ。
たとえば……
娘を愛する母親、館川小梅さんの幽霊と会ったこと。
『きみにさよならを言わない2』目次裏
きみにさよならを言わない2 まとめ
高校3年生になった須玉明はアルバイトを始めます。まとまったお金がいる理由があるからです。相変わらず「お兄ちゃんラブ」の柚はかいがいしくお兄ちゃんの面倒をみています。二人の進展もあるのかな。ライトノベルとは言えないくらい読了後の良い物語です。
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