スチームドミルクの上手な作り方と注ぐコツを紹介します。
艶のある滑らかなスチームドミルクの作り方は時間をかけすぎない事です。
元カフェ店員が沢山練習してつかんだコツを紹介します。
これが正解!というのがなく自分でよいやり方を見つけていくのがスチームドミルクの作り方になります。
今回の解説は私自身が一番うまくいく作り方です。
動画も2種類あります。
色々な作り方を参考にしてください。
滑らかで艶のあるスチームドミルクの上手な作り方
滑らかで艶のあるスチームドミルクの作り方を紹介します。
成分無調整などの乳脂肪分の高い牛乳だと泡立ちやすいです。
乳脂肪分が低すぎると温めた時のミルクがさらりとしていて、フォームドミルクが上手に作れません。
逆に乳脂肪分が高いとコクが強くなりすぎます。
お好みもありますが、乳脂肪分が3.5~4%ぐらいの牛乳を用意しましょう。
牛乳は冷蔵庫で直前までよく冷やしておきます。
シルバーのピッチャーも良く冷やしておきましょう。
スチームドミルクは、出来るだけ空気を入れる作業を短時間で済ませることがポイントです。
なので牛乳とピッチャーは良く冷やしておきましょう。
攪拌(かくはん)の時間を長く取ることで、滑らかな艶のあるフォームドミルクを作ることにつながります。
だから、牛乳とピッチャーは、スタート時点の温度を下げるために冷やしてくださいね。
いつも同じリズムやタイミングで作れるように、冷水で練習すると良いですよ。
上手なスチームドミルクの作り方
上手なスチームドミルクの作り方を紹介します。
1.冷えたピッチャーに良く冷えた牛乳を入れます。
2.スチームする前にノズルを一度空ふかします。
ノズル内の水分を飛ばすためです
ミルクが水っぽくなるのを防ぎます
3.ノズルをまっすぐにミルクに入れます。
※表面ギリギリのところです。
4.そこから一気にノズルを全開にします。
チリチリと7秒ほど
時間はチリチリと7秒ほどかけます。
横回転の対流ができてきます。
ミルクの量が1.1~1.3倍になります。
ここからノズルを深く沈めます
5.ある程度嵩が上がったらノズルを下に沈めて回します。
全体をなじませるためにノズルを下げ縦回転の対流で撹拌します。
※ちょっと触れなくなる感じ(60℃ぐらい)までです。
ミルクの温度が約60℃くらいになったらスチーミング終了です。
※音が変わってくることも終了のサインです。
※ミルクの泡立ちを調整するのは、フォーミング時間です。
甘いマイルドなミルクを作るには、70℃以上温度を上げてしまうと失敗してしまいます。
外のヘリにまとわり付くようなミルクが出来たらベストです。
6.たたいて粗い気泡を潰します。
※コンコンと床でピッチャーをたたきます。
7.回してホームドミルクとスチームドミルクを混ぜ合わせてホームドミルクを作ります。
完成です。
ラテアート・スチームドミルクを注ぐコツ
スチームドミルクを注ぐのにもコツがあります。
1. カップを斜めにして注ぎはじめます。
2. 最初は少しピッチャーを高めにしてからカップに注ぎます。
3. 半分くらい注いだらピッチャーをカップに近づけて、スチームドミルクを揺らしながら注ぎます。
スチームドミルクの作り方と注ぐコツのまとめ
お店で飲めるようなカフェラッテを作ってみたいですよね。
スチームドミルクは、出来るだけ空気を入れる作業を短時間で済ませることがポイントです。
なので牛乳とピッチャーは良く冷やしておきましょう。
攪拌(かくはん)の時間を長く取ることで、滑らかな艶のあるフォームドミルクを作ることにつながります。
だから、牛乳とピッチャーは、スタート時点の温度を下げるために冷やしてくださいね。
いつも同じリズムやタイミングで作れるように、冷水で練習すると良いですよ。