【感想】『絶望は神さまからの贈りもの』ひすいこたろう著

読書感想

この本を読んでいると、自分が救われるような気がしてきました。
仕事が遅くても良いんだよね。
不器用な生き方でも良いんだよねって優しく言ってもらえている気がする本です。
ただし、みんなベストを尽くしているんです。
果たして私にそれができるでしょうか?

夢ってかなうじゃん! のぶみ

この『絶望は神さまからの贈りもの』って本は、目次が有名人の名言になっています。
みなさん苦労をされています。
そこから”奇跡のv字回復”を遂げた方々の言葉は胸にぐっとくるのです。

この”夢ってかなうじゃん!”では、著者のご友人でもあるもぶみさんが、ある女性に告白した時に言われた言葉があります。

それが、

「絵本で賞を取ったらつき合ってもいい」

だそうです。

えッ、かぐや姫かい?って突っ込みたくなりませんか?

彼は、本とは無縁の生活を今までされてきたそうです。

本では「池袋のチーマーだった男」と紹介されています。

そこで、彼は図書館に行きます。

偉い!

そこに行くと

「絵本6000冊取り揃えています」という張り紙が目に入ります。

6000冊の絵本、上等!

彼は毎日図書館に通い、3ヶ月でそのすべてを読破されたそうです。

・・・この彼女は「あげまん」に違いないです。

そのすべてを読み切った彼は、

「ここに無いような絵本」を書こうと心に決めます!

それが、

「夢ってかなうじゃん!」

につながるのです。

その後、見事に絵本のコンクールで受賞します。

でも、

その後が続きません。

出版社を何軒も回っても、ボツばかり。

ボツの原稿が身長と同じ180㎝になってしまいます。

もう名だたる出版社は残すところは1社それも最大手。

そこでOKが出て、ベストセラーが生まれました

でも、

再び試練が襲い掛かります。その後が何も売れないのです。

彼は、「あなたが絵本で賞を取ったらつき合ってもいい」といった彼女と結婚し息子も授かります。

家でつい、息子さんにはいた愚痴、

「パパ、本が売れなくて困ってるんだ」←パパ

それに対し、

「ほかは誰が困ってるの?」←息子さん

「・・・・・・・・・え?」←パパ

そこで何かに気が付いた彼は子供の為に絵本を作ります。

それが、

「しんかんせんシリーズ」

です。

この本って乗り物好きの子どもにはたまらない絵本なんですよね。

そんな絵本にこのような隠されたストーリーがあったなんて驚きます。

彼のベストセラーは、

大切な人の為に創ろうとしたものから生まれてきたのです。

大切な人の為に必死になったときに、夢って叶うと、ひすいこたろう さんは言っています。

あなたが大切にしたい人は誰ですか?

その人を笑顔にするために、できることは何ですか?

人は自分のために頑張るとき10の力がでる。

でも誰かを喜ばせようとするとき1000の力が湧き上がるのです。

大切な誰かを喜ばせよとして、一心不乱に打ち込んだとき、

「夢って叶うじゃん!」

『絶望は神さまからの贈りもの』ひすいこたろう・柴田エリー著 P.32より

『絶望は神さまからの贈りもの』でもう不幸から卒業

ひすいこたろう さんは、今日を境に、あなたの人生から、「不幸」はなくなります!って豪語しています。

凄い断言ですが、すべて実話が紹介されていて、

ひすいこたろう さん自身も人見知りで、生きにくい人生を歩いてきました。

暗い性格と言われ、見ているだけで「何怒っているの」」とも言われ、大学のサークルも馴染めずにすぐに辞めてしまうなどしたそうです。

それなのに営業職に就いてしまったことも、「神さまからのギフト」として一生懸命に働きました。

社長さんのために頑張ったそうです。

やはり、誰かのために頑張るのって力が出るのですね。

その後、ナンバーワンセールスマンになり、惜しまれて退職し、ベストセラー作家になりました。

さて、如何だったでしょうか。
誰かの為にもうひと頑張り!

『絶望は神さまからの贈りもの』のまとめ

ひすいこたろう さんは、軽い文章で書かれる方なので、読みやすい本に仕上がっています。
もしも、あなたが絶望に打ちひしがれているのなら、この本と一緒に奇跡にV字回復を遂げてみませんか?

心は「喜び」を求めますが、魂は「成長」を求めているんです。

心は「安定」を求めますが、魂は「変化」を求めています。

不幸、逆境、困難、トラブル、ピンチは魂にとっては、ウェルカムなんです。

困難こそ、魂の成長を誘う、天からのギフトだからです。

『絶望は神さまからの贈りもの』ひすいこたろう・柴田エリー著 P.4より

成長をしたいのなら心で決めてはいけませんね。

 

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