はじめは1日1回だった離乳食も、最終的には大人と同じ1日3回になります。一体何時ごろ離乳食を食べさせたらいいのでしょうか。
「この時間じゃないとダメ」という正解はありませんが、いつ与えてもオッケーというわけではありません。
気をつけることや目安とされている時間があります。今回は、離乳食を食べさせる時間帯について、わが家の離乳食の体験談を交えながらご紹介します。
何時に離乳食をあげるの?-1回食-
生後5~6ヶ月は、今まであげていた授乳時間の1つを離乳食におきかえ、1日1回離乳食をあげます。
わが家の場合、特に授乳時間や1日の授乳回数としては定めておらず、泣いたらおっぱいをあげるというスタンスでした。
そのため、毎日授乳時間がバラバラで、どの授乳時間を離乳食におきかえたらいいのかわからずに困りました。
そこで、調べてみると、午前中は比較的機嫌が良い赤ちゃんが多く、10時ごろがおすすめだと知りました。
10時ごろだと、万が一アレルギー反応が出てしまっても、病院へ連れていける時間帯なので安心です。
また、朝のバタバタしている時間帯より10時ごろの方が余裕をもって離乳食の支度をすることができるので、わが家でも10時から11時を目安に離乳食をあげることにしました。
そこで、私が少し困ったのが、児童館や子育て支援センターが行っている赤ちゃんとママ向けのイベントの参加です。
私が住んでいる地域では、赤ちゃんとママ向けのベビーマッサージや、手遊びなどの親子教室のイベントが開催されており、生後3カ月のころから積極的に参加していました。
しかし、どのイベントも開始が10時スタート。
せっかく離乳食の時間を10時から11時に決めたのに、生活リズムが狂ってしまわないか心配でした。
そこで、イベントに参加する日は遅くても12時には離乳食をあげるようにしていました。
この時間に食べさせるときには、午前診が終わっているので、その日は初めての食材は使用せず、食べさせたことのある食材だけを与えていました。
何時に離乳食をあげるの?-2回食-
離乳食開始から1カ月ほど経ち、おかゆや野菜に慣れてきたら2回食になります。
1回目は、1回食の時と同じ時間、2回目は赤ちゃんの消化の負担を考えて、1回目に食べさせた時間から4時間以上あけるようにします。
わが家では、1回目は1回食の時と同じ10時から11時に、2回目は17時から18時に離乳食を食べさせるように決めました。
10時から4時間後の14時にしようかと迷いましたが2回目を夕方にした理由は、外出することが多く、離乳食はなるべく家でゆったりとあげたかったからです。
また、当時、13時以降にお昼寝することが多く、お昼寝と重なる可能性があったの、2回目の時間は夕方にしました。
夕食に離乳食をあげる時の注意点は、食後すぐにお風呂に入ると、赤ちゃんの気分が悪くなり吐いてしまう心配があるため、遅くても19時までには食べ終わらせるように気を付けなければなりません。
また、わが家では、遠方に外出することがあっても、なるべく18時までには帰宅するように心がけていました。
1回食の時と同様、新しい食材を食べさせる時は、アレルギーが出るかもしれないので午前中の時にあげていました。
何時に離乳食をあげるの?-3回食-
生後9か月ごろのカミカミ期になると3回食になります。時間を決め、食生活のリズムを整えていくことが目的です。
わが家では、9時、13時、18時を目安に食事をしています。
1回目を10時のままにしようかと思いましたが、赤ちゃんをなるべく孤食にせず、可能な限り家族で食卓を囲みたかったので時間を変更しました。
3回食になったことで、外出先での離乳食をどうしようか迷いましたが、お弁当やベビーフードを持参して、なるべく普段通りの時間に食べられるように心がけています。
たまにタイミングが合わず、お昼寝してしまうこともあります。
無理に起こして食べさせるようなことはしていません。
たまに一食抜けるようなことがあってもあまり神経質にならず、ヨーグルトやチーズなどの軽いおやつを与えています。
また、食事前に眠そうなことに気が付いたら、手軽に食べられるパンや茹で野菜などを用意し、サッと食べさせることもあります。
3回食になると生活リズムがさらに整い、朝ごはんを食べたらお昼寝、昼ごはんを食べたらお昼寝とお散歩、夕ごはんを食べたらお風呂に入って就寝といったようなメリハリのある生活リズムになってきました。
【離乳食】離乳食って何時に食べさせたらいいの?まとめ
離乳食を食べさせる時間でママが気を付けなければいけないことは、どの離乳食期でも新しい食材にチャレンジする時はなるべく午前中に与えること、そして、離乳食と離乳食の間隔は4時間以上あけることだと思います。
時間を決めたからといって予定通りいかないこともあると思います。
離乳食があるからといって外出を諦めたり、離乳食のタイミングが合わずお昼寝をされてどうしようと悩んだりすることもあるかもしれません。
神経質になりすぎて、家族の楽しみや気持ちが振り回されないよう、ゆったりと離乳食を進めていくことで、パパママにとっても離乳食期が楽しい思い出の1つになると思います。