離乳食の初期・中期 ・後期・完了期の進め方を紹介!赤ちゃんが良く食べてくれる舌触りをよくする方法

子育て

離乳食の初期・中期 ・後期・完了期の進め方を紹介します。
離乳食の口触りをよくすると赤ちゃんはよく食べてくれます

リンゴなどの素材によっては電子レンジを利用することによってすりつぶすよりも滑らかになる場合があります
試してみてくださいね!
離乳食を作る場合は、素材によって調理によってどう変化するのか?
楽しみながら実験するように作ってみると、より楽しく工夫ができるようになります。

離乳食の注意点をお伝えしますね。

  • アレルギーが心配なパパ・ママさんは医師や栄養士に相談をしながら離乳食をすすめましょう。
  • ハチミツは1歳を過ぎるまで与えるのはやめましょう。

赤ちゃんと一緒に離乳食の時期をみんなで一緒に育んでいきましょう。

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離乳食の進め方 離乳食初期(ゴックン期)

離乳食の開始時期はおよそ5カ月以降から始めますが、あくまでも参考としてとらえてください。
自分の赤ちゃんをよく観察して決めてくださいね。

その上で離乳食を進めていきましょう。

離乳食の初期のゴックン期は、およそ5か月~6か月くらいに始めます。

最初はお粥だけです。

徐々に食品は増やしていきますが、しばらくは10倍粥で1か月以上経過してから、お米に野菜を1品加えて一緒にお粥を作ります。

  • 離乳食の回数:1日1~2回
  • 授乳の回数:1日3~4回そして食後にも母乳又は育児用ミルクを赤ちゃんが欲しかるだけ与えます。
  • 離乳食の固さや味付けの目安:ドロドロ状
  • 食べ方の発達の目安:初めは舌で押し出したりします。ですが徐々に口を閉じて飲み込むようになります。
  • 歯の状態:下の切歯が2本

ゆるいポタージュ状ひっかかるかたまりのない状態のものを作ります。

味付けはしないでください。

柔らかく茹でてすりつぶします。

  • ドロドロのつぶし粥:30~40g
  • 調理用油脂類や砂糖:各0~1g

離乳食初期(ゴックン期)スケジュールの一例

朝6時ごろ授乳またはミルク午前10時ごろ離乳食+授乳またはミルク午後2時ごろ授乳またはミルク午後6時ごろ授乳またはミルク午後10時ごろ授乳またはミルク

 

 

赤ちゃんは舌触りがざらざらしていると食べてくれないことがあります。

食べてくれないのは、「味が苦手なんだな」と勘違いをしている保育者さんが多いのですが、滑らかにすると食べてくれる場合があります。

離乳食の進め方離乳食中期(モグモグ期)

赤ちゃん月齢が7か月~8か月ぐらいの時が離乳食中期の(モグモグ期)と呼ばれています。

  1. 離乳食の回数:1日2回
  2. 授乳の回数:1日3回+食後にも母乳または育児用ミルクを与えます
  3. 離乳食の固さ:ベタベタ状~舌で潰せる固さ
  4. 食べ方の目安:舌でつぶすことができるようになります。口が上下にモグモグ動きます。
  5. 歯の状態:下の切歯が2本
  6. 1食に食べる量の目安:べたべたのつぶし粥~柔らかいお粥50~80g

 

  1. 調理用油脂類 砂糖: 各2~2.5g
  2. 卵:卵黄のゆるいペースト~全卵
  3. 腐・大:40~50g
  4. 乳製品:85~100g
  5. :13~15g
  6. :10g~10g
  7. 野菜・海藻・果物・イモ類:25g柔らかい固まり~薄切りや千切り:30~40g

離乳食中期(モグモグ期)スケジュールの例

 

朝6時ごろ 授乳またはミルク朝10時ごろ 離乳食+授乳またはミルク

午後2時ごろ離乳食+授乳またはミルク午後6時ごろ授乳またはミルク午後10時ごろ授乳またはミルク

 

 

例えば、家族のお昼のメニュー煮込みうどんだったら、離乳食に取り分けられます

 

  1. 初期だったら「とろとろうどん」うどんを柔らかくなるまで煮込んでからすりつぶします。
  2. 中期だったら「くたくたうどん」うどんがとろりとなるまでよく煮込みます。
  3. 後期だったら「チビうどん」うどんは2㎝、具は小さめに切り、柔らかくなるまで煮込みます。
  4. 完了期だったら、「ミニうどん」麺を食べやすい長さに切ってから柔らかく煮込みます。

できるだけ家族と一緒に食事をしてみんなで楽しく食べられると良いですね!

離乳食の進め方離乳食後期(カミカミ期)

この期間は幅があります。だいたい月齢で8か月の後半から12か月くらいを離乳食後期(カミカミ期)と呼んでいます。

  1. 離乳食の回数:1日3回
  2. 授乳の回数:1日2回+相互にも与えます。牛乳や育児用ミルクをコップで1日300~400㏄1を飲めるようにしていき、母乳は自然とやめるようにします。
  3. 固さ:歯ぐきでつぶせるかたさ
  4. 食べ方の発達の目安:形ある食べ物をかみつぶすことができるようになります。口が上下によく動くようになります。
  5. 歯の状態:上切歯が2本、下切歯が2本~上切歯が4本、下切歯が2本

小さな角切りも奥の歯ぐきでかみつぶせるようになるので、バナナの程度の固さにするとよく食べてくれます。とても少量ならマヨネーズケチャップも使えます。また油も使えるようになるので、焼く・炒めるなどの調理もできるようになります。

離乳食後期(カミカミ期)の1食に食べる量の目安

  1. 穀類:柔らかいお粥 90~100g⇒柔らかいご飯 80g
  2. 調理用油脂類・砂糖:各3g
  3. :全卵1/2個
  4. 豆腐・大豆製品:50g
  5. 乳製品:100g
  6. :15g
  7. :18g
  8. 野菜・果物・イモ類・海藻:30~40g 柔らかいかたまり⇒薄切りや千切り

離乳食後期(カミカミ期)スケジュールの例

朝8時ごろ 離乳食+授乳またはミルク朝10時ごろ 授乳またはミルク

午後12時ごろ離乳食+授乳またはミルク午後3時ごろ授乳またはミルク午後6離乳食

 

離乳食の進め方・離乳食完了期

赤ちゃんが生まれてから1歳のお誕生日を迎えるころから離乳食の完了期を迎えます。月齢12か月~月齢15か月までが離乳食完了期です。

  1. 離乳食の回数:1日3回
  2. 授乳の回数:1日2回+食後にも与えますが、牛乳や育児用ミルクをコップで1日 300~400㏄ 飲めるようにしていき、母乳は自然にやめるようにしましょう。
  3. 離乳食の固さ:味付けの目安:歯ぐきでつぶせるかたさ
  4. 食べ方の発達の目安:形ある食べ物をかみつぶすことができるようになります。
  5. 歯の状態:上切歯が4本、下切歯が4本

 

ゆで卵の白身程度のかたさにします。カレー粉などを風味付けにも使えますが、味付けは大人の1/3~1/4のうす味にします。調理も大人と同じでかまいません。特にかたいものは長く加熱をしたり、小さく刻んであげます。

離乳食完了期の1食に食べる量の目安

  1. 穀類:柔らかいごはん⇒ふつうのご飯
  2. 調理用油脂類・砂糖:各4g
  3. :全卵1/2~2/3個
  4. 大豆製品・豆腐:50~55g
  5. 乳製品:100~120g
  6. :15~18g
  7. :18~20g
  8. 野菜・果物・イモ類・海藻:なるべく緑黄色野菜を多くする 40~50g

離乳食完了期のスケジュールの例

朝8時ごろ 離乳食朝10時ごろ おやつ

午後12時ごろ離乳食午後3時ごろ おやつ午後6離乳食

 

赤ちゃんが良く食べてくれる舌触りをよくする方法

例えば、リンゴも、細かくしたリンゴを電子レンジで1分間、加熱します。

その後、パラパラと砂糖を振って再び電子レンジで1分間加熱します。さらに5分間そのまま置いておくと、リンゴから出てきた汁がリンゴに戻っていき、すりつぶすよりも滑らかになります。

離乳食研修で教わってきた講師の中の講師のおススメの方法です!!

離乳食の進め方 初期・中期 ・後期・完了期のまとめ

リンゴなどの素材によっては電子レンジを利用することによってすりつぶすよりも滑らかになる場合があります

赤ちゃんの成長はあくまでも目安になります。
赤ちゃんの発達の状態をよく観察をして無理なく自然に離乳食を食べられるようにしましょう。

毎日のことだから、だんだん成長するうちに大人のメニューから取り分けられるようになります。

できるだけ家族みんなで食卓を囲み、楽しく食べられるようにしましょう。

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