今回も介護職員初任者研修の資格を取るためにスクールに通っている60代男性の体験談を紹介します。スクール2日目、詳しく分かりやすく解説されています。
【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第2日目概要
介護の一番初歩的な資格である介護職員初任者研修の受講を先週から始め、今回で2回目を迎えた。週1回、全部で15回ある。1回目に比べると慣れて来て、生徒が全回とほぼ同じ人達ということもあり、少し気が楽になった。
今回は、前回とは違う先生だった。年齢は60歳前後
くらいで、30年以上様々な介護の現場で仕事をして来た方だった。
先生のお父さんは身体身障者で脚が悪かったそうだ。今と違い、特に戦時中、身体障害者は非国民扱いされたり、厳しい環境だったそうだ。
90歳を過ぎた現在もご壮健だそうだが、先生は介護の歴史を身を持って経験された方だった。
今回学習するテーマは、
- 「介護保険制度」
- 「障害者自立支援制度及びその制度」
- 「介護職の職業倫理」
- 「介護における安全の確保とリスクマネジメント」
- 「人権と尊厳を支える介護」
の5つだ。ということで、今回のテーマに打って付けの先生であった。
【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第2日目授業内容
まず先生はホワイトボードに目いっぱいに字を書いていく。その後で説明するのだが、必死にノートへ写すので眠くならずに済んだ。
授業中に寝るのは禁止事項なので、助かった。
授業は90分で10分の休憩をはさんで4コマあるのだが、長丁場の授業中、トイレに行きたくなると困るので、日頃ガブガブ飲んでいるコーヒーを制限している。
その為、居眠りしてしまうリスクがあるのだ。それから、他にも禁止事項がある
ことが今日分った。
それは、次回3回目の授業で提出する、「通信課題」を授業中にやっていた人がいたようで、
その行為が発覚した場合は、単位が与えられないことがあると先生が言われた。
「通信課題」とは、
3回目、4回目、5回目の講義の始めに計3回提出する課題のことである。
これは習ったことではなく、自分で分厚いテキストを読み込んで、問題の答えを導き出していくもので、
7回分の授業に相当するものらしい。
つまり、通信課題をやらずに全部授業でやると、15回ではなく、22回の授業になってしまうそうだ。
70点以上取らないと再提出だし、選択式の引っ掛け問題が多いので、家で本腰を入れてやろうと思う。
【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第2日目ランチなど
前回は、昼食を混んでいるレストランで摂ったので、次の授業に遅刻したらうしようかと焦ってしまった。
遅刻すると欠席扱いになる。
そこで今回は、なか卯でランチを早々に切り上げ、本屋でぶらぶらして時間調整をしてみた。何しろ授業中は座りっぱなしなので、腰をなるべく伸ばしておきたかったのだ。そして、午後の授業が始まった。
「介護の現場は、どのような危険が潜んでいると思いますか?」
という先生からの問いに対し、生徒14人が4人一組で7チームに分かれ話し合った。
そして各チームの発表となる。重複している所もあったが、
- 風呂場の転倒
- 椅子への着座不安定
- 食事中の誤嚥
- 車いすでの転倒
- ベットからの転落等
様々な意見が上がった。
【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第2日目・時間押し
その後は、かなり時間が押してきてしまったらしく、分厚いテキストを先生がどんどん飛ばして読んで行く。
必死にテキストをめくりながら、付いていこうとするのだが、ついに追い切れなくどこを読んでいるのかわからなくなってくる。
挙句の果てに、疲労が極限に達しているため目を開けたまま寝ている(5秒位だが)自分がいた。
しかし、考えて みるとずっと立ちっぱなし、話しっぱなしの先生は、もっと大変だ。
【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第2日目まとめ
やはりもっと予習復習をしなくてはいけないと思った。介護の初歩的な勉強と思って舐めていると最後15日目の試験に落ちてしまうかもしれない。
しかし疲れたというのが本音である。
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