介護職員初任者研修の資格取得講座 第3日目|60代定年後男性の体験談

介護
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介護職員初任者研修を受講すると、実際の授業ではどのようなことを学び、どんな雰囲気なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
特に、定年後や60代から介護の仕事を目指す場合、「授業についていけるのか」「実務に役立つ内容なのか」は大きな不安材料だと思います。

この記事では、60代で定年後に介護職を目指した男性が実際に受講した
「介護職員初任者研修」第3日目の体験談をもとに、
・認知症について学んだ重要なポイント
・介護現場で求められるコミュニケーションの考え方
・実際の講義の雰囲気や講師の印象

などを、受講者目線で詳しくお伝えします。

これから初任者研修を受けようと考えている方や、
介護の仕事に関心のある方にとって、
事前に知っておくと役立つリアルな情報になれば幸いです。

【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第3日目 体験談

介護職員初任者研修、全15回の内、本日3回目の講義を迎えた。
今回のテーマは、午前中は「認知症」について
午後は「コミュニケーション」についてである。

実は、自分の両親が”要介護1”であり、面倒を見る際の参考になるので
興味深いテーマであった。

認知症とは、脳の機能低下によって記憶・判断・日常動作に支障が出る状態で、単なる「物忘れ」とは異なります。
厚生労働省では、「脳の病的変化により日常生活に支障が生じた状態」と定義されています。
またBPSD(行動心理症状)は「怒り・不安・徘徊などの行動変化」を指し、ケアの難しさの一因です(出典:厚生労働省/日本認知症学会)

【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第3日目 遅刻厳禁!

本日の生徒は、男性3人女性8人11名である。
実はこの日、電車で教室
へ向かう際、早朝の人身事故により、ダイヤが大幅に乱れていたのである。

このような時に備えて、普段から40分程早く着くようにしていたのだが、
最寄り駅の一つ手前の駅に、前の電車が何台も連なっていた為、10分くらい
全く動かない時が2度程あり、焦ってしまった。

何しろ1秒でも遅刻したら、欠席扱いになるというルールである。

最寄り駅まで電車でどれだけかかるかわからない。
結局、一つ手前の駅で降りるとすぐに駆け出した。
そして何とか 10分くらい前に教室へ飛び込んだのだった。
すでに、ほとんどの人が席に着いていたのだが、近所に住んでいたりして電車の影響なかったのだろうか。

しかしその後、開始2分前に入って来て、みんなから「危なかったね」と言わ
れた人が一人いた。
やはり電車に閉じ込められたそうだ。

【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第3日目 講師

今回は、介護歴17~18年、東北福祉大学大学院で勉強を通信で学ぶイケメンの先生だ。
年齢は言わなかったが、おそらく今年42歳になると思われる。

というのは、教室の雰囲気を和まそうとしたのだろう。
自己紹介の際、先生がジョークを言ったのだ。

先生は、今年大厄なので、初詣の時に厄払い
をした(大厄=42歳である)。
その後、本当に厄が落ちたか試したくなり、
パチンコをしてしてみたそうだ。そうしたら何と10万円勝ってしまった。
見事に厄が落ちたことが証明された。

だから生徒の皆さんは安心して講義を受けて下さいと言う。
ここで生徒は、笑う所なのだが、誰も笑わない・・・・・・。
おそらくまだ3回目だし、緊張していたのだろう(もしくは、本当につまらないと思っていたか)。

すると先生は自分のジョークに、( ̄∇ ̄;)ハッハッハと笑い始めた。
きっと介護の現場でも、反応のないお年寄りには、一人漫才のような事をやって和ませたりするような優しい先生なんじゃないかと想像した。

【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第3日目 講義内容

「認知症」は、少し前は「痴呆」と呼ばれた。
「痴」は、愚かで「呆」は阿呆の事である。
何という差別用語であろう。

さらにその前は「フーテン」もっと前、明治頃は「失神性痴獣」とも呼ばれたそうだ。
平成28年の高齢者虐待は在宅17,000件、事業所500件程であるが、虐待の80%が、認知症の人なのだそうだ。

虐待をしてしまう原因はストレスであり、対策としては、認知症を正しく理解して、想定外ではなく、想定内のこととして捉えられるようにすることが必要である。

認知症の症状は、一時的な症状の「中核症状」と二次的な症状の「BPSD(行動心理症状)」があるが、認知症ケアは、中核 症状への対応が基本である。

例えば、部屋で放便、放尿をしてしまう利用者さんがいたとする。
そしてその原因はトイレがわからなかったことだったとする。

この場合、トイレがわからなかったことが中核症状で、放便、放尿がBPSDである。

この放便、放尿BPSDに対して対応して無理におむつにすると、パニックになって大声を出したり、暴力を振るったり、欝になったりしてしまうかもしれない。
そうではなくて、根本の原因、つまり中核症状であるトイレがわからないことに対応するのである。

長くなってしまうので、認知症の事はこれくらいにするが、非常に興味深い話だった。

また午後から勉強したコミュニケーションの話も面白かった。
特に、利用者さんの意欲低下について心掛けるコミュニケーションが心に残った。

それは、

  1. 共感する(積極的に相手の感情や思いを共有する)。
  2. 人間関係を活用する
  3. 自己決定を尊重する
  4. ストレングス、つまり利用者の持っている「強さ」(能力・意欲・自信・志向など)をいかすコミュニケーションを行う。

という事だった。

第3回講義:認知症ケアとコミュニケーションの真髄を学んた感想

先生は、宮尾すすむみたいに、言葉の端端に「~です。ハイ」と、ハイを
付ける癖があるが、実に実直そうな感じがする。

介護の仕事についても、 独自の見解を持っておられ、一々たいへん納得いくものだった。

例えば利用者さんにやってはいけない「不適切ケア」のなかで、「だます」ということがある。

しかし、ホームに入って帰る家がない認知症の利用者さんが、家に帰ると言って困らせるような時、今日は雨が降って帰れないので、止んだら帰りましょうというような嘘をつかなくてはいけない時がある。

この様に仕方なくだます行為をするときは、利用者さんにすみませんという気持ちを持ちましょうという話をされた。

カッコいい。
まるで、くさか里樹の漫画「ヘルプマン」の主人公みたいである。
たしか、1日目の先生が、介護に正解はない。
それぞれの介護に携わって来た先生独自の見解というものがあるので参考にしてほしいと言っておられた。
まさにそれであろう。介護とは奥深いものである。

【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第3日目のまとめ

【研修の学び:3つの柱】

  • 認知症ケアの本質 BPSD(問題行動)の背後にある「中核症状」を理解する。理由が分かれば、介護の質は変わる。

  • コミュニケーションの3原則

    1. 共感 2. 自己決定の尊重 3. ストレングス(できる力)への注目

  • 介護職としての倫理観 「正解がない」からこそ、相手の立場に立ち続けること。
    利便性のために嘘をつくことがあっても、その申し訳なさを忘れない誠実さを持つ。

介護とは単なる身体的介助の提供ではなく、「一人の人間を理解し続けるプロセス」

認知症におけるBPSD(周辺症状)への向き合い方です。
表面化している問題行動にのみ対処するのではなく、その背景にある中核症状を理解しようとする姿勢こそが、介護の質を決定づけるのではないでしょうか。

また、コミュニケーションの演習では、共感や自己決定の尊重、そして利用者の強みである「ストレングス」に光を当てることの重要性が。

講師の先生の「やむを得ず嘘をつく場面でも、申し訳なさを忘れない」という言葉には、技術を超えた、人間としての尊厳を守る覚悟が宿っていると感じます。

介護に正解はありません。
しかし、相手の立場に立ち、葛藤しながらも最善を模索し続けること。
その泥臭くも尊い姿勢を、今後の実習でも大切にしていきたいと考えています。

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