介護の仕事を目指している60代男性の体験談です。スクール4日目!介護職員初任者研修の資格取得を目指して頑張っています。
【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第4日目 概要
介護職員初任者研修 全15回講義の内、本日は4回目である。今回のテーマ
は、午前中は「老化と健康」について、午後は「障害と介護」について
である。自分の両親が要介護1で、たまに面倒を見ているが、今回も参考
になる話が聞けた。
【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第4日目 講師
今まで3回の講義は全て介護職の男性の先生だった。しかし、今回は女性で、
看護師の先生だった。医療の必要性の高い利用者の健康管理や、心身状態
の悪化防止のためには、看護と介護の連携が不可欠である。看護職と協働
するにはどうしたらいいか?今回も興味深い話が聞けそうである。
【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第4日目 教室の様子
先生は若く見えるが、おそらく60歳前後と思われる。生徒は、男性2名女性9
名の計11名である。
先生が出席を取るとき、一人一人に今日は体調はどう ですかと聞いていた。
コロナウイルスの事もあるが、さすが看護師の先生である。
実は前回と今回、そして次回の計3回通信課題を提出するのだが、 通常は講義の初めに先生が回収する。
しかし、今回は、講義の終わりに回収するので、わからないところがあったら生徒間で教えあってもよいと言われた。
通信課題はひとりでやったので半日かかってしまった。
誰かと協力すればもっと早くできるだろうが、ひとりでやらなくてはいけないものと思っていた。
おそらく先生には、実習が6回目から始まるので生徒間でもっと親しくなっておいた方がよいという配慮もあったのではないだろうか?
自分はいつも一番前の席に座っていてあまり後ろを見ないので、他の生徒さんの名前をよく覚えていないことに改めて気付いた。
【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第4日目 講義内容
先生は最初に、テキストから図や表をコピーしてホチキスでとめた冊子を
生徒全員に配布された。
先生は自分は非常に早口なのだと言う。そのため、生徒がテキストをめくるスピードが追い付かないと思うので、めくる手間を省く為に作成したのだそうだ。また、
ホワイトボードに書くのも、空いたスペースにどんどん書いていくので、無理に書き写さずにしっかり聞いてもらえばよいとの事。確かに、話も書くのも早かった。
いきなり、これまでの復習として、「介護の基本的な考え方」についての質問が、矢継ぎ早に生徒たちに飛んでいく。しどろもどろになったりしてなかなか答えが出なかったりする。
こちらのも質問が回ってきた。「ICF」とは何か?要は昔のICIDH(できないことをケアする)ではなく、ICFは「できることさがし」のことなのだが、頭が回らない。
しかし、その後はだんだん先生のスピードに慣れてきた。興味深い話もたくさんあった。
例えば「褥瘡」(じょくそう)。いわゆる「床ずれ」の事である。症状としたは、ステージⅠ(皮膚の発赤)からステージⅣ(命にかかわる敗血症)まである。
高齢者の皮膚は薄いので、すぐステージⅠからⅢ(感染を起こしやすい
レベル)まで進んでしまうそうだ。自分の父は寝たきりではないが、背中
に皮膚の発赤があったので、少し気になった。
他にも「頚部骨折」の話が興味深かった。例えば、脚の付け根の骨の細い部分、頚部が折れると脚が外側に向いた状態になる。
頚部骨折の場合、一刻も早く医師の手当が必要だが、施設に看護師がいなかったり、整形外科系の看護師でなかった場合その判断が遅れる可能性がある。気づいたらすぐ介護福祉士に連絡して対処した方がよいとの事。
介護には、気付きと迅速な対応が大切だと改めて思った。
【介護スクール】介護職員初任者研修の資格取得・第4日目 まとめ
今回は、看護師の先生だったので、介護の仕事というのは、「命」を扱って
いる仕事だということを考えさせられた。これまでは、介護職は、利用者
さんの病気やけがなどに早く気付いて、看護師にすぐ連絡して任せればよい
と思っていた。しかし、「命」を扱っている仕事だということを忘れずに、
専門家に丸投げという気持ちではいけないと改めて思った。
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