読み終わりのころには、身体の中に力がみなぎってくる本です。
この本、タイトルの文字が楽しそうです。ここまで力を出し切れば、瞳にも光がともってきます。
水泳バカな男のバカなお話。
そんな彼だからこそ周りも熱くなるのです。
『スイム!スイム!スイム!』五十嵐 貴久 著
読めば読むほど、「どうなっちゃうの!」というほど、悪い方へ悪い方へと、かつての国民的スターが転落をしていきます。
小さい時から、水泳しかしてこなかった男だから、世間も何も知りません。勉強もせずに泳いできました。
だから、みんなに見放されてもどう対処していいのか判りません。
世の中ってそんなアスリートって多いだろうな・・・なんて想像しながらどっぷりと暗い気持ちになるのですが、
ところが、
しかし、
それなのに、主人公の西山大輔は諦めません。
泳いで泳いで泳ぎまくります。
スポーツを真剣にしてきた人なら、
この小説の中に出てくる出来事すべてに共感できるものばかり。
昔すっかりと封印してしまった熱い気持ちを呼び戻してくれます。
さて、もう一度、部活や大会、試合などでの忘れ物をしなおしませんか。
やり残したことをさっさと片付けて、次に進んでしまいましょう^^
誰もが熱く応援したくなるお話です。気が付けば夢中になっていきますよ♪
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スイム!スイム!スイム! [ 五十嵐貴久 ]
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『1985年の奇跡 (双葉文庫)』五十嵐 貴久 (著)
共感と感動が入り混じっています。
奇跡と読後の清涼感がなんとも言えません。
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1985年の奇跡 [ 五十嵐貴久 ]
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『ぼくたちのアリウープ 』五十嵐 貴久 著
高校バスケを描く青春スポーツ小説です。
ここでも、諦めきれない主人公たちの、爽やかな感動のお話です。
諦めないって実はとてもすごいこと?!
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ぼくたちのアリウープ [ 五十嵐貴久 ]
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スイム!スイム!スイム! 五十嵐 貴久 (著) あらすじ
主人公の西山大輔は、アテネと北京のオリンピックで二度も金メダルに輝いています。
国民的ヒーローです。流行語大賞も金メダル後のセリフで取っています。
水泳の北島康のような感じでしょうか。
本人はやる気満々なのに、周りはもう「お前の時代は終わった」と言い放ちます。
お調子者が災いをして誰も周りからいなくなります。
そんな彼に、再びオリンピックを目指すチャンスがやってきます。
事の顛末はどうなっていくのでしょうか。
そして、気になる結果は・・・。
その場にいて、声を張り上げて応援したい物語です。
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