【感想】ジーン・アウル作「エイラ」シリーズ 第6部

質問箱

ネアンデルタール人クロマニョン人が出てくる最古のヒロインがエイラです。氷河期の話が、16巻も続きました。なんかすごくないですか?しかも名著なんです。待ちわびたシリーズの完結編ですが、出たことを知らずに過ごしていました!待ちわび過ぎて、忘れてしまった人もいるのでは?なんて密かに思っています。
 
スポンサーリンク



 

スポンサーリンク

【感想】ジーン・アウルの作品

 

こんなに、16巻も続く長編を生み出してしまうなんて、しかも馴染みのない氷河期で・・・。もうジーン・アウルは天才としかいいようがありません。

パワフルな女性であることは間違いなしです。

 

彼女は、1936年シカゴに生まれました。

18歳で結婚されます。

25歳で5人も子供がいます!

エレクトロニクスの会社に勤めます。

そこで、

昇進を重ね、審査部長までのぼりつめます。

5人も子供がいるのにパワフルです。

そして、勤めながら、

 

ポートランド大学に通います。通ったのも一つではないようです。

そして、

MBA(経営学修士号)を取得しちゃいます。

その後、会社を退職し、

そして、このエイラのシリーズを執筆します。

この経歴を聞いただけでも、疲れてしまいそうです^^

だから、

エイラもパワフルで、運もよく、数々の困難も切り抜けます。

何度も死にかけるような事故や、ケガなんかもします。

狼とも馬やライオンとも家族のように過ごします。

赤ちゃんから関わってきたからで、

超能力があるわけではないのですが、周りのみんなからは一目置かれたり、恐れられたりもします。

だから、どうしても目立ってしまいます。
さすがにライオンとは途中でお別れしますが・・・。

 

自分と同じ種族の間では、すごく美人なエイラです。

なので憧れられたり、嫉妬されたりもします。

ですが、違う種族の、ネアンデルタール人の社会にいた時には醜いとされていました。

環境が違うと、待遇も違うのですね。面白いです。

 

たしか、児童文学で最初にこの本と出会いました。

すごく良いよ♪と勧められたので読み始めた本ですが、

児童文学だよねー?っと思うほど、集英社版さんのものは、どぎつい表現が多かったです。

人類の祖先だから、今よりも動物的なんですね。

 

この本の根源に流れるテーマが、子供の誕生の秘密みたいなところがあります。

だから、児童にはきつい表現が多いです。

 

ジーン・アウルさんが、性表現をちゃんと訳していなかったからという理由で待ったをかけたようです。しばらく日本では翻訳がされてきませんでしたから、日本で続きが出版されたなかったという話を聞きましたが、どうなのでしょうか。

 

代表作は始原への旅立ち(Earth’s Children)シリーズ。
全六部で完結した。
地震によって孤児となり、ネアンデルタール人の氏族で育てられたクロマニョン人の
主人公・エイラの成長と旅の物語。
日本語訳は評論社と集英社によって二度行われ、
タイトルやその他の訳語において一致しない部分が多くある。
なお、集英社側の記述によれば、評論社版は青少年向けに表現を一部削った「抄訳」であり、
集英社版は「完訳」である。

Wikipediaより

 

なので、結末をしりたいのなら、集英社さんのシリーズ

「エイラ 地上の旅人」

このシリーズを読みしかないですね。

 


 

スポンサーリンク

「エイラ」シリーズ 第6部 ジーン・アウル著

 

大地震で両親を失ったクロマニオン人の少女エイラネアンデルタール人達に助けられます。そこで種族が違うのにも関わらず、差別や偏見と闘いながら、そこの一族で受け入れられるように一生懸命に毎日を送ります。守ってくれる人達がいても、周りの環境はとても厳しいものでした。

その中でも、エイラの才能に気が付いた薬師たちがエイラ成長させていきます

その中で、得た知識は、クロマニオンの社会でも貴重なものなのでした。

 

ネアンデルタール人の社会をエイラは追い出されてしまいます。

しかし、ネアンデルタール人(この物語の中では氏族といいます)の社会では女性が狩りをすることは禁忌なことなのですが、

エイラは狩りをして生きながらえます。

 

その生活の中で、やっと自分と同じ種族のクロマニオン人と出会うのです。

ハンサムでカリスマ性のある、ジョンダラーと出会い、

彼の故郷に向けて旅をします。

 

彼の故郷で、みんなに受け入れられたエイラは、彼の妻になります。

 

その後、彼女は、

 

女神に仕える者頂点にある大ゼランドニから後継者に指名されるのです。

 

そこで、ゼランドニになる修行をするのが、このシリーズ第6部なんです。

 
スポンサーリンク



 

スポンサーリンク

【感想】ジーン・アウル作「エイラ」シリーズ 第6部

 

「エイラ」シリーズ 第6部は、聖なる洞窟の地というタイトルで、上、中、下と3冊あります。

なんだか、いつまでも続きそうだったので終わったことが不思議な気分です。

ですが、読了後は爽やかな感じでいっぱいです。

子供がどうやってできるのか?父親の役割とは?それで、身体が労われる女性も出てくるかもしれない。

新たな問題が浮上するかもしれない。変化がなかなか受け入れられない人たちの間では混乱が続きそうですが、

エイラゼランドニ(神に仕える者)になる道の中で解明されていくようです。

知識の賜物が世界を変えていくようです。知らないでいるという事は、探求心のある人類には難しいことなのかもしれません。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました