高校生の読書感想文では、
- 「どの本を選べば書きやすいのか分からない」
- 「最後まで読める本が見つからない」
- 「感想文がなかなか書けない」
と悩む人が多いものです。
実は、読書感想文は本選びでほとんど決まるといっても過言ではありません。
今回紹介する
小野寺史宜さんの小説 『ホケツ!』 は、
- 読みやすい文章
- 高校生に共感しやすいテーマ
- 感想文の材料が見つけやすい
という理由から、高校生の読書感想文におすすめの一冊です。
この記事では
- 『ホケツ!』のあらすじ
- 読書感想文におすすめな理由
- 読書感想文の書き方のコツ
をわかりやすく紹介します。
高校生の読書感想文におすすめの本『ホケツ!』
『ホケツ!』のあらすじ
主人公の宮島大地は高校のサッカー部に所属しています。
しかし彼は試合に出ることのない「補欠」です。
目立つタイプではなく、特別な才能があるわけでもありません。
そんな大地の周囲では、さまざまな出来事が起こります。
- 母親を子宮頸がんで亡くしている
- 伯母と二人暮らし
- 家を出ていた父親から突然連絡が来る
- サッカー部のトラブルで部活停止
- マネージャーへの淡い恋心
- 将来の進路への悩み
一見すると普通の高校生活の中で、
大地は少しずつ自分の人生と向き合っていきます。
ページ数はそれほど多くありませんが、
青春の悩みや成長がぎゅっと詰まった物語です。
『ホケツ!』のこまかなエピソード
主人公の宮島大地は、イケメンというわけでもなく、スポーツも万能ではないのに、
何かを持っていそうな男の子です。
💡クラスに一人はこの男の子のことが好きな女の子がいそうな感じ
そんな主人公の宮島大地は、公式戦に一度も出場したことがありません。
- 母親を子宮頸がんで亡くしています。
- 伯母さんと2人暮らしですが、どうやら伯母さんには恋人がいるらしい。
- 12年前に家を出た父親から突然連絡が入ります。
- 所属しているサッカー部が乱れて部活が活動停止になってしまいます。
- 同じ年のサッカー部のマネージャーが好きらしい。
- 大学への進路でも悩みます。
こんなにだくさんのエピソードがこの小さくて薄い小説の中に盛り込まれているのに、
吸い込まれるようにどんどん読み進められる稀有なお話です。
『ホケツ!』が読書感想文におすすめな理由
①主人公に共感しやすい
宮島大地は
- 天才でもない
- ヒーローでもない
ごく普通の高校生です。
だからこそ、
「自分だったらどうするだろう」
と考えながら読むことができます。
読書感想文では共感できる人物がいる本が書きやすいので、
この作品はとても向いています。
②テーマが身近
『ホケツ!』には、
- 部活
- 友情
- 家族
- 恋愛
- 将来の進路
など、高校生にとって身近なテーマがたくさん登場します。
そのため
- 自分の体験と重ねて考える
- 自分の意見を書く
ことがしやすい作品です。
③文章が読みやすい
小野寺史宜さんの文章はとても読みやすく、
物語もテンポよく進みます。
普段あまり本を読まない人でも
最後まで読みやすい小説です。
読書感想文では、
「途中で読むのをやめてしまう」
ということが意外と多いので、
読みやすい本を選ぶことはとても大切です。
♦
株式会社本の雑誌社 杉江芳次さんのことばで、
もっと早く出会いたかった。この小説にもっと早く出会たかった。痛切に思った、あの頃、中学のサッカー部で、中学校のサッカー部で、試合前に名前を呼ばれることがなかった自分に読ませてあげたいと思った。
『ホケツ!』小野寺史宜 著 P.329より
『ホケツ!』で読書感想文を書くコツ
読書感想文を書くときは、読みながらメモを取ることをおすすめします。
なぜかというと
気になったことも読了後、すぐに忘れてしまうからです💦
メモを取りながら読む
読書感想文を書く予定なら、読みながら
- 気になった場面
- 心に残った言葉
- 共感した出来事
などをメモしておくと、後で文章が書きやすくなります。
もしメモを取ることで読むペースが遅くなる場合は、
付箋を貼るだけでも大丈夫です。
あとから読み返すときに、印象に残ったページがすぐに見つかります。
💡メモを取る方法
- メモを取る
- メモを取ることが気になってしまって進まなくなったらメモをやめて読むことに集中する
- 付箋をする
- 紙をはさむ
✅本そのものを楽しみたい人は、まず一度本を読んでから改めてメモを取りましょう。
高校生向け読書感想文の書き方
読書感想文は、次の流れで書くとスムーズです。
①本を選んだ理由を書く
最初に
- なぜこの本を選んだのか
- どこに興味を持ったのか
を書きます。
例えば
- 表紙が気になった
- サッカーの話だったから
- 人からすすめられた
- 話題になっていた本だったから
- 好きな作家だから
- 知りたいと思えることや興味のある分野のことが書かれていた
など、シンプルな理由で大丈夫です。
②あらすじを簡単に書く
次に、本の内容を簡単に説明します。
このとき大切なのは、
本の紹介文をそのまま書かないことです。
自分の言葉でまとめるようにしましょう。
③心に残った場面を書く
読書感想文では
心に残った場面を3つほど選ぶ
と書きやすくなります。
例えば
- 主人公の言葉
- 印象的な出来事
- 感動したシーン
などです。
④なぜ印象に残ったのかを書く
その場面について
- なぜ心に残ったのか
- 自分はどう感じたのか
を書きます。
例えば
- 自分も同じ経験があった
- 自分なら違う行動をすると思った
- 新しい考え方に気づいた
など、自分の気持ちを書くことが大切です。
⑤最後にまとめを書く
最後に、
- エピソードから得た教訓
- 新たな視点
- 本を読んで思ったこと
- 学んだこと
- これからの自分にどう生かしたいか
を書いてまとめます。
読書を通して
「自分の考えがどう変わったのか」
を書くと、説得力のある感想文になります。
💡やる気が出なくなってしまった時の読書感想文の書き方
- 最初に本を選んだ理由を書く
- 感想文が書けなくなったら本の最後に書いてある解説を読む
- 感想文が書けなくなったらアマゾン・読者メーターのレビューを読む
- 感想文が書けなくなったらもう一度最初から読む

書き始めてしまえば
案外かけるものです

書けないのは情報が足りないから
読書感想文がなかなか書けないということは、情報が足りないということなのです。
もう一度読み直してみたり、解説、他の人の感想などを探し、読んでから自分の感想をイメージさせてそれを膨らませていきましょう。
読書感想文FAQ:よくある質問
読書感想文は「本選び」と「書き方のコツ」を知るだけで、意外なほどスムーズに書けます。
ここでは高校生からよくある質問をまとめました。
Q1.読書感想文の本はどうやって選べばいいですか?
読書感想文の本は「自分が共感できるテーマ」のものを選ぶと書きやすくなります。
部活、友情、家族、進路など、自分の経験と重なるテーマの本を選ぶのがおすすめです。
Q2.読書感想文が書けないときはどうすればいいですか?
書けない場合は次の方法を試してみてください。
- 心に残った場面を3つ書き出す
- 登場人物の気持ちを考える
- 自分ならどうするかを書く
この3つだけでも感想文の材料になります。
Q3.読書感想文のあらすじはどのくらい書けばいいですか?
あらすじは全体の 2〜3割程度 が目安です。
感想文では、あらすじよりも
- 自分の考え
- 感じたこと
を書くことが大切です。
Q4.読書感想文は何文字くらい書けばいいですか?
学校によって異なりますが、
- 原稿用紙3〜5枚
- 1200〜2000文字
が一般的です。
最初に構成を決めてから書くと、文字数を調整しやすくなります。
『ホケツ!』は読書感想文にぴったりの一冊
『ホケツ!』は、
- 共感しやすい主人公
- 高校生に身近なテーマ
- 読みやすい文章
という理由から、読書感想文にとても向いている小説です。
学生時代は
- 部活
- 友達
- 家族
- 将来の悩み
など、さまざまな出来事があります。
そんな青春の中で感じる気持ちを、
この作品はとても自然に描いています。
読書感想文を書くためだけでなく、
高校生の今だからこそ心に響く物語でもあります。
読書感想文の本選びに迷っている人は、
ぜひ一度『ホケツ!』を読んでみてください。
きっと、自分の心に残る場面が見つかるはずです。
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