『孤独の果てで犬が教えてくれた大切なこと』の本は、孤独の凄さまでも教えてくれます。前回の深い悲しみのあとに今回は孤独の闇が登場します。
『悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと 』から1年・・・。宏夢(ひろむ)の子供の頃のお話です。色々なことがつながっていて、時系列は猫の時よりも前にさかのぼります。
『孤独の果てで犬が教えてくれた大切なこと』あらすじ
主人公は、おじさん。元刑事さんです。5年前、自分の元に脅迫状が届きます。その事件により息子が巻き込まれてしまします。家族を失ったことにより、警察を辞めてしまいます。そんな彼は、キャンピングカーで移動図書館を始めます。
そこで出会う、宏夢(ヒロム)という少年。ヒロムは大人を信じません。
人に心を開きません。そこに沢山の事件が起こります。オレオレ詐欺や、動物虐待・・・そして動物誘拐へと発展していきます。
沢山の孤独な人達が出てくる物語です。
夢を叶えれば孤独から抜け出せる
『孤独の果てで犬が教えてくれた大切なこと』って夢を叶えるお話かもしれません。園長先生はヒロムに、前向きに人生を歩んでもらいたいと心の底から思っています。
「宏夢、もっと前向きに考えなさい。あんたは、あんたの人生を生きればいいのでしょう?『生まれたから嫌々生きている』って考えじゃなくて、『生まれたからこそ生きていられる』って考えたら、もっと毎日が楽しくなるわよ」
・・・・・・・
「宏夢、夢を持ちなさい」
そして宏夢に自分が夢を叶えた方法を教えてくれるお姉さんが現れます。
そのお姉さんは母子家庭で、寂しい子ども時代を過ごしました。なので動物を飼いたかったのですが、
なんと彼女は、動物アレルギーだったんです。
ですが、彼女は諦めません。治す方法を見つけ、努力し、動物アレルギーを年数を掛けて克服します。
「それにね、信じる力ってすごいのよ。絶対に無理って言われていることでも、信じ続けることで奇跡をおこせることもあるの」
・・・・・・・
「今では、念願のペット美容師になることもできた。信じられる?絶対に無理だって言われてきた夢を、叶えることができたのよ」
夢を叶える方法って強い信念なのですね。こうなるって自分が信じた未来に向かって行動すること。やるべきことをやることが、夢実現に向かっていくことなんだと、『孤独の果てで犬が教えてくれた大切なこと』が教えてくれています^^
『孤独の果てで犬が教えてくれた大切なこと』のまとめ
孤独の果てってもうこれ以上、孤独になりえないところまで来ている限界ぎりぎりの状態なんですね。でもいつまでもそこにいてはいけないんです。そこはあなたの居場所ではないんです。
・・・でそこから抜け出すにはどうすればいいのでしょう。それは能天気に前向きになること・・・なんです。何も考えずに歩きだしてみると、本当の自分の居場所を見つけることができるんです。難しいと思えるでしょう~~だったら何も考えずに歩き始めてみてもいいかもしれません。
答えって正解はないとこの本は言っています。ですが、自分にとって正解であったなら法律の基準以内にいるのならOKなのではないでしょうか。
自分の居場所を探しに動いてみましょう。
居場所って、一緒に生きてくれる人のいるところ。
それを、犬が教えてくれたんですね^^
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