半襟の付け方の簡単な動画をまじえて解説していきます。縫い目の一目落としについても詳しく説明しますね。
半襟を付けるポイント
- 糸は太めの木綿の糸にする
- 針は手芸店で購入する
- 自分に合った半襟の付け方を見つけていく
半襟の付け方の簡単な動画解説
今までたくさんの半襟の付け方を学んできましたが、それぞれの良い点を自分で選んで付けることが簡単な半襟の付け方でした。
簡単な半襟の付け方を紹介しますので一緒に縫い付けていきましょう。
最初にこちらの動画を見てください。
一番短い半襟を付ける動画です。
最初にイメージをつかみます。
- 糸は太めの木綿の糸を使用します。
- 半襟を短い方の両端1cmをアイロンかけをします。
- 長いほうの辺を片方だけ1.5㎝をアイロンかけをします。
- 両端を縫います。
- 長さを半分に折ります。
- 長い方の片方を真ん中が3cm、端が1.5cmになるように斜めにアイロンをかけます。
- さて次からしっかりと動画を見ながら半襟を付けていきましょう。
波打たない半襟の付け方
半襟を半分に折ります。
長襦袢の背中心を合わせます。
待ち針をうちますが、
待ち針で半襟と長襦袢を留める時には、最初に長襦袢の中心と半襟の中心をきちんと合わせて留めます。
- 待ち針を5本打ちます。
- 半襟の端を3cmおり縫っていきます。
- アイロンで付けた線と長襦袢の衿の際が縫いつくようにします。
こちらの動画も参考に
半襟の簡単な付け方
半襟の付け方は一つではありません。
自分で縫いやすい方法を見つけていきましょう。
半襟付けの大事なポイント
半襟付けの大事なポイントをお伝えします。
襟肩あきのところは細かく縫う
待ち針で半襟と長襦袢を留める時には、最初に長襦袢の中心と半襟の中心をきちんと合わせて留めます。
そして、 ”襟肩あき” のところはとても細かく縫うのです。
だから、
・外側に出る部分を縫うときには内側を親指で押すようにして、生地を伸ばして細かく待ち針で留めます。
逆に、
・内側を縫うときには、縮むように待ち針で、留めてから、細かく縫います。
すると立体的に縫い上げることができます。
それだけを押さえるだけで、ほぼ半分は成功です。
半襟を汚さない
半襟は汚さないようにしましょう。
指に針を刺さないように気を付けてくださいね。
痛いうえに血が出てしまいます。
半襟を汚してしまうケースとしては多いものです。
くれぐれもひと針ひと針丁寧に縫って行ってください。
半襟は美しいまま仕上げましょう。
手はきれいに洗って水分を丁寧にふき取ってから作業にかかってくださいね。
縫い終わった後にしごく、布を伸ばしてください。
糸をしごくことを ”糸こき” といいます。縫い終わった後に、布が突っ張らないように、丁寧に伸ばします。
ポイントとしましては、指の腹でしごきます。
あまり伸ばし過ぎないようにしてくださいね。
その作業をするだけでとても綺麗に仕上がります。
縫い目の一目落としとは
そのほかの半襟をつけるときのポイントを伝えします。
一目落とし(ひとめおとし)または二目落とし(ふためおとし)で縫います。
一目落としは、一般的なしつけの方法です。表側の縫い目が大きく(2~3㎝くらい)、裏側には小さな縫い目(0.4㎝~0.5㎝くらい)を出す縫い方法です。
一目落としの縫い方
二目落としは、小さい縫い目が2回続きます。
裏に小さく落としておさえるので一目落とし、二目落としといいます。
刺しすぎて余分なものを縫いすぎないでくださいね。
半襟の縫い終わりに
・玉どめは、縫い終わりの目に直角に針を当てて、針の先に糸を2~3回巻き付けてから、親指で押さえて引き抜いて糸をしめます。
くれぐれも、布をしごいてから、玉どめをしてくださいね。
待ち針は、中心から外側に打っていきます。
丁寧に伸ばしながら待ち針を打ってくださいね。
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苦手な方必見!【できるだけ半衿をつけない、楽する方法】半衿のつけ方は解説しません
番外編の半襟についての動画をお伝えします。
洗えない半襟は3~4回に一度取り外して洗濯
専門家も半襟付け替えが好きでない人は多い
手間をかけない道具を使う
手芸店でしっかりとした針を使うと針通りが違う
素敵なお針箱を選ぶ(テンションを上げるため)
半襟の付け方の簡単な動画解説・縫い目の一目落としとはのまとめ
- 糸は太めの木綿の糸にする
- 針は手芸店で購入する
- 自分に合った半襟の付け方を見つけていく
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