半衿を縫う作業が、どうしても好きになれない。
正直に言うと私もあまり得意ではないんですよね。
「また縫わないといけない…」
そう思うと、少し憂鬱になります。
ですが実は半衿の付け方は一つではないんです。
縫い方を変えるだけでぐっと楽になりますし
縫わない方法もあります。
この記事では、
- 波打たない半衿の簡単な付け方
- 一目落とし・二目落としとは何か
- 縫うのが苦手な方向けの別の方法
をわかりやすく解説しますね。
半衿の付け方は一つではない
半衿の付け方には大きく分けて3つあります。
- しっかり縫い付ける方法
- 簡易的に縫う方法
- 縫わない方法(両面テープ・ファスナー式など)
「正解はこれ」と決まっているわけではありません。
自分が続けられる方法が、一番良い方法です。
半衿付けが憂鬱になる理由
多くの方がつまずくのはこの3つです。
- 波打ってしまう
- 縫い目が表に響く
- 襟肩あきがきれいに決まらない
特に「襟肩あき」をどう処理するかで仕上がりが決まります。
ここがわかると、半分成功です。
半衿の簡単な付け方【基本の手順】
用意するもの
- 太めの木綿糸
- 針(手芸店で購入した針は通りが良い)
- 待ち針5本ほど
- アイロン
下準備
- 半衿の両端1cmをアイロンで折る
- 長辺の片側を1.5cm折る
- 半分に折って中心を取る
縫い方のポイント
- 半衿と長襦袢の背中心を合わせる
- 待ち針は中心から外側へ打つ
- 襟肩あきは細かく縫う
ここが一番重要です。
- 外側を縫うときは、生地を少し伸ばす
- 内側を縫うときは、少し縮める
これで立体的に仕上がります。
波打ちを防ぐ最大のコツです。
- 糸は太めの木綿の糸を使用します。
- 半襟を短い方の両端1cmをアイロンかけをします。
- 長いほうの辺を片方だけ1.5㎝をアイロンかけをします。
- 両端を縫います。
- 長さを半分に折ります。
- 長い方の片方を真ん中が3cm、端が1.5cmになるように斜めにアイロンをかけます。
- さて次からしっかりと動画を見ながら半襟を付けていきましょう。
波打たない半襟の付け方
半襟を半分に折ります。
長襦袢の背中心を合わせます。
待ち針をうちますが、
待ち針で半襟と長襦袢を留める時には、最初に長襦袢の中心と半襟の中心をきちんと合わせて留めます。
- 待ち針を5本打ちます。
- 半襟の端を3cmおり縫っていきます。
- アイロンで付けた線と長襦袢の衿の際が縫いつくようにします。
こちらの動画も参考に
半襟の簡単な付け方
縫い目の「一目落とし」とは?
一目落としとは、しつけ縫いの一種です。
- 表側は大きく(約2〜3cm)
- 裏側は小さく(約0.4〜0.5cm)
裏に小さく落として留めるので「一目落とし」といいます。
二目落としは、小さい縫い目を2回続ける方法。
半衿付けでは一目落としで十分です。
細かく縫いすぎる必要はありません。
一目落としの縫い方
縫い終わったら「糸こき」
縫い終わったら、布を軽くしごきます。
これを「糸こき」といいます。
指の腹でやさしく整えるだけで、突っ張りが消えます。
ここを省くと、襟元が不自然になります。
縫うのが苦手な方向け|別の方法もあります
正直に言うと、
「できれば縫いたくない」
という方も多いです。
そんな方には、次の方法があります。
① 両面テープタイプ
専用の和装用両面テープで留める方法。
短時間で付けられます。
ただし、洗濯のたびに外す必要があります。
② ファスナー式半衿
最近はファスナーで取り外せるタイプもあります。
一度縫い付ければ、次からは簡単。
③ 付け替えを減らす工夫
- 洗える長じゅばんを使用し一緒に洗ってしまう
- 撥水加工の半衿を選ぶ
- ポリエステルの半襟にする
1. パールトーン加工などの「撥水半衿」
最も有名なのが「パールトーン加工」済みの半衿です。
- 特徴: 繊維一本一本に薬品を浸透させているので、見た目や手触りは普通の半衿と変わりません。
- メリット: 飲みこぼしや雨を弾くだけでなく、ファンデーション汚れが付きにくく、落ちやすいのが最大の利点です。
入手方法: 呉服店やネットショップで「撥水加工済み」として販売されています。
2. ポリエステル製の半衿
厳密には防水ではありませんが、ポリエステル100%の半衿は水分を吸収しにくいため、汚れに強いです。
- メリット: 自宅の洗濯機でガシガシ洗えるので、汚れることを前提に使うならコスパ最強です。
- 注意点: 絹に比べると少し滑りやすく、人によっては安っぽく感じる場合もあります。
💡【ちょっと裏技的なアドバイス】 もし手持ちの半衿を「防水っぽく」したいなら、布用の防水スプレー(衣類・靴用)を軽く振るという手もあります。
ただし、シルク(絹)の場合はシミになるリスクがあるので、必ず目立たない端っこで試してからにしてくださいね。
🌸無理に毎回付け替える必要はないんです
半衿を汚さないための注意
意外と多いのが「血で汚す」失敗。
- 手は洗って乾かす
- 針を急いで扱わない
ひと針ずつ、丁寧に。
半衿の汚れ対策・付け替えが憂鬱な場合のFAQ
「毎回付け替えないとダメ?」「汚れにくい半衿はある?」そんな半衿の悩みをまとめて解決します。
Q1. 半衿は毎回付け替えないといけませんか?
いいえ、必ずしも毎回付け替える必要はありません。
軽い着用(短時間・室内中心)の場合は、3〜4回に1回の付け替えでも問題ないことが多いです。
ただし、
- 汗をかいた日
- ファンデーションが多く付いた日
- 雨に濡れた日
は早めの洗濯・交換がおすすめです。
無理に毎回縫い直さなくても大丈夫。
「汚れ具合」で判断しましょう。
Q2. 汚れにくい半衿はありますか?
あります。
① 撥水加工済みの半衿
代表的なのが「パールトーン加工」済みの半衿です。
特徴:
繊維一本一本に加工が施されているため、見た目や手触りは通常の半衿とほぼ同じです。
メリット:
- 飲みこぼしを弾く
- 雨を弾く
- ファンデーションが付きにくい
- 汚れが落ちやすい
呉服店やネットショップで「撥水加工済み」として販売されています。
② ポリエステル製の半衿
ポリエステル100%の半衿は、水分を吸収しにくく汚れに強いです。
メリット:
- 自宅の洗濯機で洗える
- シワになりにくい
- コスパが良い
注意点:
- 絹に比べると滑りやすい
- 人によっては質感が軽く感じることもある
「とにかく気楽に使いたい」なら非常に優秀な選択肢です。
Q3. 手持ちの半衿を防水にする方法はありますか?
裏技的な方法として
布用の防水スプレー(衣類・靴用)を軽くかける方法があります。
ただし注意点があります。
- シルク(絹)はシミになる可能性あり
- 必ず端でテストする
- かけすぎない
あくまで自己責任の応急処置と考えてください。
Q4. 半衿の汚れを防ぐコツはありますか?
あります。
- メイク後に半衿を付ける
- 襟元に汗取りインナーを使う
- 着用後すぐに陰干しする
小さな習慣で、汚れの付き方はかなり変わります。
Q5. 半衿付けが憂鬱です。楽になる方法は?
あります。
- 撥水半衿を使う
- ポリエステル半衿を使う
- 両面テープ式を使う
- ファスナー式を使う
「正統派」にこだわりすぎなくて大丈夫です。
続けられる方法が一番の正解です。
Q6. 半衿はどれくらいの頻度で洗うべき?
目安は以下です。
- 正絹:3〜4回着用ごと
- ポリエステル:汚れたらすぐ洗濯可
- 撥水加工:汚れが目立ってから
頻度よりも「状態」で判断しましょう。
半衿のまとめ
半衿の付け方は一つではないのですがコツがあります。
✔ 基本は一目落とし
✔ 襟肩あきは細かく
✔ 外側は伸ばし、内側は縮める
✔ 糸こきを忘れない
そして半衿は本来は消耗品なんですよね💦
汚れる前提で、
✔ 撥水加工を選ぶ
✔ 洗える素材を選ぶ
✔ 付け替え頻度を減らす
工夫すれば、半衿付けはもっと気楽になります。
憂鬱を減らす方法を選んでいきましょう🍃



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