「名古屋帯のたたみ方って、正直よく分からない…」
そう感じたことはありませんか?
私は祖母の名古屋帯に一目惚れしました。
鮮やかな青がとても美しく、今ではなかなか見ない色味です。
でも広げた瞬間、ショックを受けました。
不自然な折り線が付いていたのです。
原因は、間違ったたたみ方。
名古屋帯は正しくたたまないと、
・折り目が残る
・柄が歪む
・着付けたときに形が崩れる
といったトラブルが起こります。
この記事では、
✔ 折り目をつけない名古屋帯の正しいたたみ方
✔ 仕立て別の違い
✔ 収納時の注意点
✔ 長期保管のコツ
を、実体験を交えて詳しく解説します。
名古屋帯のたたみ方完全ガイド
名古屋帯のたたみ方を紹介します。
名古屋帯って二種類あるんですよね。
名古屋帯のたたみ方【基本手順】
まずは一般的な名古屋仕立てのたたみ方です。
① 表を下にして広げる
平らな場所に帯を置き、表面を下にします。
垂れ先は右側に置きます。
② 手先を三角に折る
手先部分を帯幅に合わせて三角に折ります。
この工程で厚みを整えます。
③ 帯幅に沿って折り返す
帯の幅に合わせて、まっすぐ丁寧に折ります。
ねじれないように注意してください。
④ お太鼓部分を避けて折る
ここが最重要ポイントです。
お太鼓部分に直接折り線が付かないよう、
両端を内側に折り込みます。
⑤ 裏返して確認
最後に帯を裏返し、
お太鼓に折り目が付いていないか必ず確認します。
松葉仕立ての名古屋帯のたたみ方
松葉仕立ては手先部分が半幅になっています。
基本は同じですが、
✔ 半幅部分を先に整える
✔ 厚みが均一になるように折る
この2点を意識してください。
厚みが偏ると、保管中に歪みが出ます。
✅祖母の帯は名古屋仕立てです
名古屋帯が適当にたたまれていたので、変な跡が付いていたんです。
お太鼓部分に折り線が付いていなかったので、最悪なケースではありませんでした💦
気を取り直して正しくたたんでいきますね!
①まず最初に、表面を下にします。垂れは右側です。上記のように三角を作ります。
②右側も上記のように折り返します。
③そして、上記のように三角形を作ります。
④お太鼓の部分に折り目が付かないように両端を内側に折ります。
⑤帯を裏返してみて、お太鼓部分が折れていないことを確認してから収納します。
汚れ、ゴミなどが付着していないことを確認します。
湿気などをよく取ってから収納しましょう。
よくある失敗例
実際に多い失敗を紹介します。
❌ お太鼓を真ん中で折る
もっとも多い失敗。
帯の中央で二つ折りにしてしまうケースです。
❌ 湿気を飛ばさず収納
着用後すぐにしまうと、カビや変色の原因になります。
❌ 防虫剤を入れすぎる
化学反応で変色することがあります。
名古屋帯の正しい収納方法
たたんだあとは、保管方法が重要です。
基本は「湿気対策」
帯は湿気に弱いです。
✔ 風通しの良い場所
✔ 直射日光を避ける
✔ たとう紙に包む
これが基本です。
桐ダンスがない場合はどうする?
昔は桐ダンスが一般的でしたが、
現代の住宅事情では難しいこともあります。
その場合、保管袋を使う方法もあります。
たとえば三層構造フィルムで作られた密閉型保管袋は、
・湿気を通しにくい
・虫害を防ぎやすい
・防虫剤不要
という特徴があります。
桐ダンスがある方は不要ですが、
✔ 着物が多い方
✔ クローゼット保管の方
✔ 虫干しが難しい方
には選択肢のひとつになります。
💡おすすめの着物キーパーを紹介しますね
下記の着物キーパーの特徴
- 湿気やカビ、虫から着物を守ります(酸素をほとんど通さないから)
- 防虫剤不要です(三層構造の特殊フィルム!)
- 手間とコストが削減できます。
- 面倒な虫干しが不要になります。
- 着物を変色から守ります。
✅着物をたとう紙で包んでから”きものキーパー”に収納します。
チャックを閉めるから、どんな所にも収納できます。
私は入りきらない着物を「着物キーパー」に入れて
桐ダンスの上に収納しています!
着物をたくさん持っている人ほど、このきものキーパーの良さを実感していただけると思います。
是非、試してみてください。
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普段、使わない着物をお持ちでしたら、ぜひ試してください。
長期保管の注意点
- 年に1回は状態確認
- 梅雨前にチェック
- 強く圧迫しない
これだけでも帯の寿命は大きく変わります。
失敗例特化FAQ|名古屋帯のたたみ方
名古屋帯のたたみ方で後悔しないために、折り目・湿気・保管トラブルなどよくある失敗をQ&Aで解説します。
Q1:名古屋帯を二つ折りにして保管しても大丈夫ですか?
A:おすすめできません。
特にお太鼓部分を中央で折ると、はっきりとした折り線が残ることがあります。
一度付いた折り目は完全に元に戻らない場合もあるため、お太鼓部分を避けて折るのが基本です。
Q2:お太鼓に折り目が付いてしまいました。元に戻せますか?
A:軽い折り線であれば、当て布をして低温アイロンで蒸気を当てることで目立たなくなることがあります。
ただし金糸・刺繍・縮緬などの素材は要注意です。
自己判断が難しい場合は専門店に相談しましょう。
Q3:湿気を飛ばさずに収納するとどうなりますか?
A:湿気がこもると、カビや変色、嫌なにおいの原因になります。
特に梅雨時期は注意が必要です。
着用後は半日〜1日陰干ししてから収納しましょう。
Q4:防虫剤をたくさん入れれば安心ですか?
A:入れすぎは逆効果になる場合があります。
異なる種類の防虫剤を併用すると化学反応で変色することもあります。
使用する場合は1種類に統一し、適量を守りましょう。
Q5:名古屋帯を圧縮袋に入れてもいいですか?
A:圧縮はおすすめできません。強い圧力がかかると、折り線やシワの原因になります。
帯はできるだけ自然な状態で保管するのが理想です。
Q6:松葉仕立てと普通仕立てで失敗しやすい点は違いますか?
A:はい。松葉仕立ては手先が半幅のため、厚みのバランスが崩れやすいのが特徴です。
均等に折らないと保管中に歪みが出ることがあります。
Q7:長期間放置するとどんなトラブルが起こりますか?
A:折り目の定着、湿気によるカビ、虫害、生地の変色などが起こる可能性があります。最低でも年に1回は状態確認を行うと安心です。
まとめ
名古屋帯のたたみ方で最も大切なのは、
お太鼓に折り目を付けないこと。
そして、
✔ 湿気を飛ばしてから収納
✔ 正しい折り方を守る
✔ 定期的に状態を確認する
これを意識するだけで、大切な帯を長く守れます。
祖母の帯の折り目を見たとき、
「なんか嫌だな」と感じてしまいました💦
一度きちんと畳めると
次回収納時に、間違えずに簡単に畳めます。
今からでも正しいたたみ方で保管していきますね🍃
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