炊飯器に輪ゴムが溶けてこびりついた!
「炊飯器のフタや本体に輪ゴムがくっついて取れない!」
そんな経験はありませんか?
実は輪ゴムは、約80℃以上の熱で溶けて粘着質になります。
炊飯器の熱や蒸気が原因で、いつの間にかベタベタに固着してしまうことも。
この記事では、家にあるもので簡単にできる
安全で効果的な輪ゴムの取り方・掃除方法を紹介します。
溶けた輪ゴムが取れにくい理由とは?
輪ゴムの主成分は天然ゴムまたは合成ゴムで、
高温下では油分が分離し、プラスチックのように硬化してしまいます。
さらに、炊飯器の内部やフタ部分は80〜100℃以上に達するため、
溶けたゴムが本体の素材と化学的に密着することもあります。
👉 ポイント:焦げたように固まった輪ゴムは「削る」「溶かす」「拭き取る」の3段階で落とすのが基本です。
安全チェックリスト:作業の前に必ず確認!
炊飯器は電化製品なので、安全第一で作業を進めましょう。
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✅ 電源プラグを抜く
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✅ 完全に冷めてから作業開始
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✅ 取扱説明書で使用禁止の洗剤を確認
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✅ 換気をしながら行う(エタノール・お酢使用時)
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❌ 金属ヘラ使用はNG(コーティングが剥がれる危険)
溶けた輪ゴムの取り方|段階別に紹介
ここからは、家庭で安全にできる方法を「強度の弱い順」に紹介します。
STEP1:プラスチック製スクレーパーで軽く削る
最初は物理的に表面を削り取ります。
おすすめは「プラスチック製スクレーパー」や「ヘラ付きカード」。
金属製のヘラは本体を傷つけるため避けましょう。
🪛 コツ:お湯で少し温めてから削ると、柔らかくなり取りやすくなります。
STEP2:無水エタノールを使う
最も安全で効果的な溶剤が「無水エタノール」。
食品に使えるタイプを選びましょう。
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溶けた部分にエタノールを吹きかける
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3〜5分放置
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スクレーパーで優しく削り取る
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乾いた布やティッシュで拭き取る
💡 注意:必ず換気を行い、火気厳禁。
STEP3:お酢を使った自然派クリーニング
食品用のお酢でも同様の効果があります。
酸の力でゴム成分をゆるめて落としやすくします。
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輪ゴムの跡にお酢を直接かける
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5分ほど置いてスクレーパーでこすり取る
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ティッシュで拭き取り
🌿 ポイント:お酢は安全性が高く、キッチン家電に最適。
STEP4:クエン酸・重曹・セスキ炭酸ソーダを使う
落ちにくい場合は、弱アルカリ性・酸性の両方を試します。
| 洗剤名 | 分量と使い方 |
|---|---|
| セスキ炭酸ソーダ | 小さじ1/2+水500ml(スプレー容器) |
| クエン酸 | 小さじ1+水200ml |
| 重曹 | 小さじ2+水200ml |
吹きかけて5分放置後、メラミンスポンジで優しくこすります。
「激落ちくん」などのスポンジが便利です。
炊飯器の内部に入り込んだ輪ゴムを掃除する方法
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綿棒にエタノールを染み込ませて細部を掃除
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ティッシュやキッチンペーパーで拭き取り
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汚れが残る場合は数回に分けて少しずつ落とす
🍚 クエン酸炊飯法(匂い対策)
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クエン酸小さじ1を炊飯器に入れる
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水500mlを注ぐ
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通常モードで炊飯 → 内部を除菌&脱臭
除光液は使用しない
輪ゴムの残ったこびり付きはアセトンで溶けて取れます。
マニキュアの除光液の成分です。
ですのでマニキュアで代用
(爪の健康のためにアセトンが入っていない除光液もあるので注意)できます。
しかし、臭いのキツさや安全面から、
ご飯を炊く炊飯器には使用はやめましょう。
再発防止のコツと日常メンテナンス
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輪ゴムを炊飯器の近くに置かない
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使用後は乾いた布で本体の水気を拭く
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フタのパッキン部分は週1で掃除
-
アルコールスプレーで除菌仕上げ
💡 炊飯器の掃除をこまめに行うと、におい移りや焦げ付きも防げます。
よくある失敗例(注意喚起)
| 失敗例 | 原因と対策 |
|---|---|
| 金属ヘラで傷つけた | プラスチック製を使う |
| 匂いが残った | 換気+クエン酸炊飯で対処 |
| エタノールで白くなった | 使用量が多すぎ/放置時間が長い |
🧩 記事末FAQセクション(読者向けテキスト)
よくある質問(FAQ)
Q1. 炊飯器に溶けた輪ゴムは取れますか?
A. はい。無水エタノールやお酢などを使えば安全に除去できます。プラスチックスクレーパーで優しく削るのがポイントです。
Q2. 金属ヘラで削っても大丈夫ですか?
A. おすすめしません。金属ヘラは炊飯器のコーティングを傷つける恐れがあります。樹脂製のスクレーパーを使いましょう。
Q3. エタノールの代わりにお酢を使ってもいいですか?
A. 可能です。お酢は食品にも使える安全な酸性液で、輪ゴムのこびりつきを柔らかくして落とせます。
Q4. 匂いが残ってしまいました。どうすればいいですか?
A. クエン酸小さじ1と水500mlを入れて炊飯する「クエン酸炊飯法」で脱臭できます。
Q5. 再発を防ぐ方法はありますか?
A. 炊飯器周辺に輪ゴムを置かないようにし、週1回の軽い掃除を習慣にしましょう。
まとめ|焦らず安全に少しずつ落とそう
- 溶けた輪ゴムは「削る→溶かす→拭く」の3ステップで落とす
- エタノール→お酢→重曹の順で試すと効果的
- 食品を扱うものに除光液は使わない
- 再発防止には「こまめな掃除」と「輪ゴムの保管場所」が鍵
家庭にあるもので、安全に・簡単に炊飯器をピカピカに戻しましょう✨
実証:溶けた輪ゴムの取り方
溶けた輪ゴムを実際に取ってみました。
輪ゴムが自然劣化をして溶けてしまうことはありますが、
80度以上の熱を加えると溶けるといわれています。
先のどがったスプーンで取り除いたら
金属で傷ついた跡が残ってしまいました。
鍋などの場合は、
輪ゴムをもう一度焼いていくと
固くなりヘラで落としやすくなります。
臭い匂いがしますので換気扇を使用してください。
炊飯器には
溶けた輪ゴムはプラスチック製のヘラで取り除きます。
プラスチックスクレイパーがおすすめです。
金属製ではなく、樹脂でできたヘラを持つスクレイパーです。
プラスチックスクレイパーは、
柔らかなヘラによって本体を傷つけにくいのが特徴です。
家具などの木材や冷蔵庫、車のボディ、
食器棚などのガラス製品や窓などに貼られたシールやステッカーを
剥がすのに有効なスクレイパーです。
剥がし方と炊飯器の本体に入り込んだ輪ゴムの掃除方法
最初に試してみる方法は
エタノールを使う事です。
エタノールを使った剥がし方
エタノールは水が入っていない「無水エタノール」をご使用ください。
しばらく放置をした後にプラスチックスクレイパーでこすり落としてください。
その後に、ティッシュで拭き取ります。
輪ゴムの残ったこびり付きはアセトンで溶けて取れます。
マニキュアの除光液の成分です。
ですのでマニキュアで代用
(爪の健康のためにアセトンが入っていない除光液もあるので注意)できます。
しかし、臭いのキツさや安全面から、
ご飯を炊く炊飯器には使用したくないですよね。
食卓で使用するものには、
食品添加物でできたもの、キッチンで使用できるもの
で対応しましょう。
お酢を使った剥がし方
お酢を直接輪ゴムの跡にかけます。
しばらく放置をした後にプラスチック製のスクレイパーでこすり落としてください。
その後に、ティッシュで拭き取ります。
輪ゴムのこびりつきがなかなか取れない場合
下記のものを次々と試していきます。
- エタノール
- お酢
- セスキ炭酸ソーダ
100均のスプレー
セスキ炭酸ソーダ 小さじ1/2と水 500mlを混ぜたもの - クエン酸
100均のスプレー
クエン酸 小さじ1と水 200ml - 重曹
100均のスプレー
重曹 小さじ2と水 200ml
これらを使用して試していきます。
上記のスプレーをかけた後には、メラミンスポンジを使って、
こびりついた輪ゴムを落としていきます。

メラミンスポンジで汚れを落とす時には、
水をたっぷり含ませ、軽く絞ってから使用してください。
輪ゴム跡をゴシゴシとこすっていきましょう。

こんなに色が付きました!
メラミンスポンジは洗剤を使用せず水だけでカンタンに
お掃除ができるので仕上げにも最適ですね!

徐々に落ちていきますよ!
使用したのは激落ちくんです。
炊飯器の本体に入り込んだ輪ゴムの掃除方法
炊飯器の本体に入り込んだ輪ゴムの掃除方法をお伝えします。
一度に取り切れない汚れは普段の掃除を
しながら少しずつにきれいにしていくと考えます。
炊飯器は掃除をすることによって長持ちもします。
掃除をすることによって匂い移りを防ぎ美味しくお米を炊くこともできます。
炊飯器の掃除の場合は
キッチンでも使える食品にかかってしまっても大丈夫なもの
を使用します。
炊飯器はアルコール除菌スプレーを
柔らかい布かキッチンペーパー、ティッシュにふきかけて掃除をします。
炊飯器の掃除に必要な道具
- アルコール除菌スプレー
- クエン酸
- 重曹
- キッチンペーパー
- 乾いた柔らかい布
- 綿棒
クエン酸や重層は炊飯器のにおいを消すためには有効です。
キッチンペーパーや乾いた布、ティッシュなどは
掃除後の水気やアルコールスプレーやクエン酸、重曹の成分ををふき取ってくれます。
綿棒は細かい部分をきれいにするときに使用してください。
炊飯器にくっついた溶けた輪ゴムの落とし方のまとめ
エタノールは水が入っていない「無水エタノール」をご使用ください。
しばらく放置をした後にプラスチックスクレイパーでこすり落としてください。
その後に、ティッシュで拭き取ります。
お酢、セスキソーダ、クエン酸、重曹で取り除く
- エタノール
- お酢
- セスキ炭酸ソーダ
100均のスプレー
セスキ炭酸ソーダ 小さじ1/2と水 500mlを混ぜたもの - クエン酸
100均のスプレー
クエン酸 小さじ1と水 200ml - 重曹
100均のスプレー
重曹 小さじ2と水 200ml - プラスティック製のスクレーパー
- メラミンスポンジ
- 乾いた布
- キッチンペーパー
- ティッシュ
- 綿棒
これらを使用して輪ゴムの溶けたカスをきれいにします。
出展元:
出展元:カンタンお掃除かくし技! NHKあさイチ「スゴ技Q 輪ゴムの技大集合」②はりついた輪ゴムを取る 2015年11月9日








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